3D画像を収集する夜回りロボットが建設現場で働き方改革

A 3-D imaging robot could help construction workers make fewer mistakes 3D画像を収集する夜回りロボットが建設現場で働き方改革

ライダー(LIDER:レーザーによる画像検出・測距)や人工知能(AI)を活用することで、新型ロボットは建設プロジェクトが計画通りに進行しているかチェックできる。 by Erin Winick2018.01.29

ライダー(LIDER:レーザーによる画像検出・測距)や人工知能(AI)を活用することで、新型ロボットは建設プロジェクトが計画通りに進行しているかチェックできる。

仕組みはこうだ。夜間、人がいなくなった建設現場で、スタートアップ企業ドクセル(Doxel)が作った小型ロボットが動き出す。ロボットはライダーを使って現場を走査して、収集したデータをクラウドにアップロードする。その後、深層学習アルゴリズムが建築計画から逸脱しているものをすべてマークして、翌日、現場監督に報告する。

もし、建築現場で間違いがすぐに発見されなければ余計な作業が発生し、元に戻すのに時間もお金もかかるだろう。間違いがすぐに解決されれば、無駄な経費が節約できる。

ドクセルが最近行なった、オフィスビル建設での試験運転では労働生産性が38%上昇し、プロジェクト全体で予算を11%節約できたという。