LGの新型お助けロボット、仁川国際空港に配属

A New Fleet of Robots Is Taking Aim at the Service Industry LGの新型お助けロボット、仁川国際空港に配属

韓国の家電メーカーLGは、サービス業で働く人に代わる新世代ロボットを発表した。 by Erin Winick2018.01.11

韓国の家電メーカーLGは、サービス業で働く人に代わる新世代ロボットを発表した。

発表されたロボットは、スーパーマーケットや空港、ホテルといった場所で飲み物や手荷物を運んだり、チェックインを手助けしたりできるように設計されている。韓国の仁川国際空港で、コンセプト・モデルが試験運用されている。

まだ技術的な仕様はほとんど公表されていないが、初期モデルは人間よりも背が低く、外から見えないが車輪で動くとみられる。はめ込み型のデジタル・ディスプレイを搭載し、スマートフォンのアプリからでも操作できる。

この新世代ロボットは人間から仕事を奪うのだろうか。実際のところ疑問なのは、食料雑貨の買い物や、航空券の行き先変更をしようとしているときに、ロボットとやり取りをしたいと思うかどうかだ。こうしたお助けロボットが成功するには、かわいくて魅力的なだけでなく、有益で堅実な投資だと証明する必要がある。少なくとも今のところは、多くのサービス業の仕事がロボットに取って代わると心配するには少しばかり早すぎると言えそうだ。