ウェイモとGMが新発表、自動運転車の開発競争が激化

Waymo and GM just made big moves in the great self-driving-car race ウェイモとGMが新発表、自動運転車の開発競争が激化

「新車数万台」対「新規投資20億ドル超」で、ウェイモ(Waymo)とゼネラルモーターズ(GM)の戦いの火ぶたが切られようとしている。 by Erin Winick2018.06.04

「新車数万台」対「新規投資20億ドル超」で、ウェイモ(Waymo)とゼネラルモーターズ(GM)の戦いの火ぶたが切られようとしている。

5月31日、自動運転車を開発する有力大手企業2社からそれぞれ重大な発表があった。

1. ウェイモは、クライスラーのミニバン6万2000台を購入する計画を明らかにした。
2. ゼネラルモーターズの自動運転車部門であるクルーズ(Cruise)は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SoftBank Vision Fund)から22億5000万ドルの出資を受けることになった。

ウェイモの発表は、同社が自動運転タクシー部隊を構築するか、自動運転車を一般販売するかのいずれかを計画しており、自動運転技術の商業化への意気込みを示している。

ゼネラルモーターズは、自動運転技術のライバル企業に追いつくために必要な莫大な資金を得られた。同社の株価はこの発表後、急騰している。

自動運転技術においては、アルファベット(グーグル)傘下のウェイモが一歩先に進んでいる。しかし、ウェイモは近々一戦を交えることになるだろう。そしてゼネラルモーターズは、その相手になりたがっているのだ。