「2時間でわかる人工知能の現在と未来」イベント開催のお知らせ

Emerging Technology Meetup #1 「2時間でわかる人工知能の現在と未来」イベント開催のお知らせ

人工知能のニュースを耳にすることは増えたものの、情報が断片的で「人工知能とは何なのか」「実際に何ができるのか」を理解することは難しくなっている。MITテクノロジーレビューは三宅陽一郎氏を迎え、「2時間でわかる人工知能の現在と未来」と題したイベントを開催する。 by MIT Technology Review Japan2016.10.30

MITテクノロジーレビューは11月30日、「Emerging Technology Meetup #1 〜2時間でわかる人工知能の現在と未来〜」を開催します。

人工知能(AI)関連のニュースを耳にすることは増えましたが、情報が断片的で「AIとは何なのか」「実際に何ができるのか」を理解することは難しくなっています。そこで、スクウェア・エニックスのリサーチャーである三宅陽一郎氏をお迎えし、技術・社会・ビジネスなどのさまざまな観点から「人工知能の現在」をお話しいただきます。エンターテインメントの世界はAIによって大きく変わってきており、三宅氏の講演では現在使われているAI技術を、ゲームの実例を通じて実際にご紹介いただきます。

後半はMITテクノロジーレビューの中野克平編集長が加わり、AI技術の可能性と限界を見極めた上で、「AIは今後どのようなビジネスチャンスを生み出すのか」について議論します。

講演会の後には参加者の交流会も予定しています。AIの現在を短時間でしっかり学びたい方、AIのビジネス利用を考えている方はぜひご参加ください。

登壇者

三宅 陽一郎 Yoichiro Miyake
ゲームAI 開発者。株式会社スクウェア・エニックス テクノロジー推進部リードAIリサーチャー。京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。ゲームAI 開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI 専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。共著に『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』『絵でわかる人工知能』
(SB クリエイティブ)、著書に『人工知能の作り方』(技術評論社)、『人工知能のための哲学塾』(BNN 新社)、『ゲーム、人工知能、環世界』(現代思想、青土社、2015 年12 月)、最新の論文は『デジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在』(人工知能学会誌、2015 年、学会Webにて公開) などがある。
facebook: https://www.facebook.com/youichiro.miyake

中野克平 Kappei Nakano
MITテクノロジーレビュー日本版編集長。神奈川県生まれ。朝日新聞社を経て2000年にアスキー(現KADOKAWA)入社。パソコン、ネットワーク、ビジネス分野の雑誌編集者である一方、書籍編集部Web Professionalを立ち上げた他、Webマーケティング事業も担当している。