家具職人の仕事をぐっとラクにする、MITのロボットプロジェクト

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マサチューセッツ工科大学(MIT)の「オートソウ(AutoSaw)」プロジェクトは、人間が組み立てられるように部品を測り、切り出すために、一般的なロボットを使っている。 by Jamie Condliffe2018.03.05

マサチューセッツ工科大学(MIT)の「オートソウ(AutoSaw)」プロジェクトは、一般的なロボットを使って、人間が組み立てられるように部品を測り、切り出す。

仕組みはこうだ。最初に、ユーザーはテンプレート群から椅子やテーブルといった品目を1つ選び、デザインを微調整する。次に、微調整した平面図を、部品を製作するロボットに渡す。

ロボット製造会社クーカ(Kuka)の一対のロボット・アームが木材を測り、裁断する丸鋸に渡す。改造されたルンバ(Roomba)は糸のことして働き、複雑な部品を切り出す。

材料を機械のために並べたり、完成した部品を組み立てたりするために、依然として人間の力は必要だ。ソフトウェアが部品の組み立て方を指示してくれるので、イケアの説明書を読むよりも簡単かもしれない。

人間が監督する必要はあるものの、地場の工房のような小規模な企業でも安価なロボットによる自動化がどれくらい実現できるのか。そのヒントとなりそうだ。