CERN研究者から量子コンピューターとブロックチェーンを学ぶWS

Table Unstable Kyoto 2018 CERN研究者から量子コンピューターとブロックチェーンを学ぶWS

世界トップレベルの研究者からブロックチェーンと量子コンピューターの最新動向を学ぶ国際ワークショップが京都府宮津市で開催される。 by MIT Technology Review Japan2018.09.11

国内外のブロックチェーンと量子コンピューターの第一人者が集う国際ワークショップTable Unstable KYOTO SCIENCE OUTREACH ~(TU京都)1011日、京都府宮津市で開催される。主催は、電通国際情報サービス オープンイノベーションラボとシビラ。

欧州原子核研究機構(CERN)アイデアスクエアらと両社は今年3月、、量子コンピューター環境下におけるブロックチェーンの活用について議論するための有識者会議「Table UnstableTU)」を立ち上げており、今回のワークショップもその一環として開催されるもの。

日本初開催となるTU京都では、サイエンス・アウトリーチを主眼におき、科学的視点の面白さや重要性を、若年層に分かりやすく伝えるプログラムを展開する。CERNからブロックチェーン分野の研究リーダーであるOday Darwich氏、オープンラボのAlberto Di Meglio所長、理論物理学の権威であるJohn Ellis氏を招聘。国内研究者として、京都大学の藤井啓祐准教授、筑波大学の落合陽一准教授、大阪大学の井元信之名誉教授らが登壇する。

難解な専門用語や数式を極力用いず、気づきにつながるプログラムの提供を通じて、若者が科学者や研究者を志すきっかけとなる場を創出することが狙い。定員は250名。詳細および申し込みは、イベントサイトを参照のこと。

MITテクノロジーレビュー[日本版]は本イベントにメディアパートナーとして参画しています。