オーバーウォッチリーグ、米国でeスポーツ初のテレビ中継

ESPN is going to air the first e-sports league final match ever in prime time オーバーウォッチリーグ、米国でeスポーツ初のテレビ中継

オーバーウォッチ(Overwatch)リーグの最終戦がスポーツ番組の表舞台に登場する。 by Erin Winick2018.07.13

オーバーウォッチ(Overwatch)リーグの最終戦がスポーツ番組の表舞台に登場する。

7月27日、スポーツ専門チャンネルのESPNは、ゴールデンアワーにプロのゲーム大会を放送する最初のテレビ局となる。出場者は、ブリザード・エンターテイメント(Blizzard Entertainment)が開発した一人称視点のシューティング・ゲーム「オーバーウォッチ」をプレイする。他の試合日程はABCとディズニーXDで放送される予定だ。

オーバーウォッチ・リーグは、伝統的なスポーツ・リーグを手本としてきた。他のリーグの参加者は入れ代わり立ち代わりするが、オーバーウォッチ・リーグは長期間人気を継続できる地域密着型のチームを創設したのだ。大手テレビ局の番組として選ばれた、最初のゲーム・リーグというのもうなずける。

eスポーツはそもそもテレビを必要としているのだろうか? ワイアードが論評したように、今回のゴールデンアワーでの放送は「eスポーツがテレビを必要としているのか、していないのかのテスト」である。eスポーツ業界が、既存のスポーツの視聴者を奪っているという人もいる。一方、ゲームのプロ大会は、伝統的な放送によらずとも盛況だ。ツイッチ(Twitch)のようなライブ・ストリーミング・プラットホームを利用して、何百万人もの視聴者を集めている。とはいえ、eスポーツがメジャーを目指すのなら、いまだにテレビはその最も有効な手段となるだろう。