グーグルが怒涛の新機能、個人情報と「圧倒的利便性」引き換え
コネクティビティ

Google’s new tools will make your life more convenient—for a price グーグルが怒涛の新機能、個人情報と「圧倒的利便性」引き換え

グーグルは、ユーザーにとって利便性の高い新機能を数多く発表した。ただし、どの機能もグーグルが個人情報を集めるための手段だということを念頭に置く必要がある。 by Rachel Metz2018.05.09

グーグルは5月7日、消費者向けのさまざまな製品に搭載予定の新機能をいくつも発表した。アンドロイドOSに搭載された新機能は、子ども(もしかしたら大人も)に礼儀を教える上で、グーグル・アシスタントの力を借りようという気にさせるものだ。アシスタントに何かを頼む時に「プリーズ」という言葉を使うと褒めてもらえるという。

グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、カリフォルニア州マウンテンビューで開かれた年次会議「グーグルI/O」に集まった大勢の開発者、記者、技術者に、こうした新機能がテクノロジーをますます有益で使いやすいものにすると強調した。もちろんグーグルの願いは、こうした利便性を導入することで、ユーザーがあらゆる個人データを今以上に進んで共有してくれるようになることだ。たとえばそう、ユーザーが「グーグル、お願い、何かお話しして」と言う時にだ。

しかし、ピチャイCEOはすかさずこんなことも強調した。テクノロジー分野の巨大企業であるグーグル(検索、ブラウザー、電子メールなどの分野で10年以上にわたって市場を独占している)は、自社製品が日々の習慣にどれほど溶け込んでいるか、ユーザーにもっと意識してもらおうとしているという(もしかするとこれは、元グーグルの「デザイン倫理学者」で、現在は倫理的技術論者として活動するトリスタン・ハリスといった批評家からの圧力の高まりを受けての対応かもしれない。ハリスはフェイスブックやグーグルなどテクノロジー業界をリードする企業に対し、提供している製品に依存性を生む性質があるとして批判してきた)。

ピチャイCEOは実際、テクノロジーは良い効果をもたらす反面「暮らしにこうした進歩がどれほどの影響をもたらし、この先どのような役割を担っていくのか。この点についての非常に現実的で重要な疑問が生じています」と述べている。

以上を念頭に、グーグルが発表した興味深い機能を、利便性の高い順番で紹介していく。

機能名:プリティ・プリーズ(Pretty Please)

対象製品:グーグル・アシスタント(Google Assistant)

内容:グーグル・アシスタントに朝の目覚ましを頼む時に「ヘイ、グーグル」という言い回しで命令していると、子どもが偉そうに指図する癖を …

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