KADOKAWA Technology Review
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コネクティビティ

ソーシャル・メディア、バーチャル/強化現実、モバイル・コンピューティング、ブロードバンド、ビットコインとデジタル元帳、セキュリティとプライバシー、IoTについて。

  1. Cartier and Tiffany are getting into AR to sell luxury to Gen Z
    カルティエ、ティファニーが「AR試着」に取り組む理由
    カルティエとティファニーは、Z世代のユーザーが多いデジタルプラットフォームで、高級品を試着する拡張現実(AR)キャンペーンを実施している。将来における購入に結びつけるのが狙いだ。
  2. How to log off
    専門家に聞く、「だらだらスマホ」をやめる3つの方法
    気がつくと、ほとんどの時間をスマホを見て過ごしている——。だらだらスマホをやめ、より健康的でバランスのとれたデジタル機器の使い方を紹介しよう。
  3. This couple just got married in the Taco Bell metaverse
    スポンサー付き「メタバース・ウェディング」、新トレンドになるか?
    コロナ禍で落ち込んでいた結婚式の開催件数が回復する一方で、バーチャル空間で結婚式を挙げる「メタバース・ウェディング」が一部で人気だ。スポンサーが付くことで費用を抑えられる場合もあるが、式を挙げたカップルはどう感じているのだろうか。
  4. 中性子による半導体ソフトエラー率を測定、宇宙線対策に=NTTなど

    日本電信電話(NTT)と北海道大学の研究グループは、低エネルギー領域の中性子線による半導体ソフトエラー発生率を連続的なデータとして実測することに成功し、その結果を明らかにした。宇宙線が大気圏中の酸素や窒素に衝突すると中性子が発生し、その中性子が半導体に衝突すると、データが書き換わるソフトエラーが発生し、通信障害などの大規模障害の原因になることがある。

    News Flash
  5. Welcome to Chula Vista, where police drones respond to 911 calls
    米国の一部の都市の警察で、ドローンの導入が急速に進んでいる。警察官の代わりに、事件現場に最初に到着するケースもあるという。プライバシーの議論は置き去りにされたままだが、10年前とは市民の意識も変化しているようだ。
  6. 商用の光通信技術を光量子分野に適用する新技術を開発=NTTなど

    NTT、東京大学、理化学研究所の共同研究チームは、独自開発のファイバー結合型光パラメトリック増幅器(特定の波長の光を増幅する機器)を用いて、光量子情報を保持したまま光を増幅し、商用の光通信テクノロジーを光量子分野に適用する新技術を開発。光通信用検出器を用いて世界最速の43ギガヘルツ(GHz)リアルタイム量子信号測定に成功した。

    News Flash
  7. How Telegram groups can be used by police to find protesters
    中国テック事情:抗議活動の参加者が続々逮捕、潜入捜査の実態とは
    中国で「白紙運動」に参加した市民らが次々と逮捕されている。警察や政府の工作員はどのようにして身元を割り出しているのか。活動家に話を聞いた。
  8. The Supreme Court may overhaul how you live online
    米「通信品位法230条」裁判はインターネットを殺すか?
    パリ同時多発テロの遺族がグーグルを相手取って起こした訴訟の弁論が、米最高裁で始まった。有害なコンテンツの「おすすめ」は法律に違反しているというのが遺族の主張だ。判決によっては大手テック企業は、レコメンド・アルゴリズムの大改修だけでなく、プラットフォームの再構築まで迫られる可能性がある。
  9. A chip design that changes everything: 10 Breakthrough Technologies 2023
    RISC-V:世界を変える10大技術 2023年版
    コンピューター・チップの設計は高額な費用がかかり、ライセンスを得るのも困難だ。「RISC-V」と呼ばれるオープン標準の設計基準により、こうした状況が一変しようとしている。
  10. How the Supreme Court ruling on Section 230 could end Reddit as we know it
    ネット企業が恐れる米注目裁判でウィキペディアが窮地に?
    米国のネット企業の成長を支えてきた米「通信品位法230条」に関わる重大な判決が間もなく下される予定だ。一部の専門家はウィキペディアやレディットなどのコミュニティが窮地に追い込まれる可能性を危惧している。
  11. These prosthetics break the mold with third thumbs, spikes, and superhero skins
    通常の腕や脚の見た目や機能を再現することを目指す従来の義肢の枠を超えて、自分の身体をより心地よく感じられる義肢を製作しようとする動きが始まっている。
  12. 汗の成分を検出できる肌着用生地、東北大が開発

    東北大学の研究チームは、汗の成分を検出できる生地を開発した。肌着用に使えるもので、人間が常時着用することで、汗の成分から健康状態をモニタリングできるようになる可能性がある。

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  13. Bitcoin mining was booming in Kazakhstan. Then it was gone.
    安価なエネルギーと緩い規制を利用するため、ビットコイン採掘者はカザフスタンに群がった。今ではほとんどの者が別の国や地域へと移ってしまい、朽ちかけた設備や社会不安以外に残されたのは、見果てぬ夢だけだ。
  14. Why my bittersweet relationship with Shein had to end
    中国テック事情:中国を出た記者がEC「爆買い」をやめた理由
    世界的なEC大国・中国ではあらゆるものがネットで格安で手に入る。4年前に米国へ移住した記者は、ネットショッピングの習慣を見直すことにした。
  15. People are already using ChatGPT to create workout plans
    チャットGPTはパーソナルトレーナーになるか? 実際に試してみた
    オープンAIの大規模言語モデル「チャットGPT」のさまざまな用途がネット上では話題だ。中にはチャットGPTをフィットネスの計画作成に使っている人もいるが、あまり真に受けない方が良さそうだ。
  16. These simple design rules could turn the chip industry on its head
    オープン標準「RISC-V」はチップ業界の勢力図を塗り替えるか?
    オープン標準の命令セット・アーキテクチャである「RISC-V」が近年、人気を集めつつある。RISC-Vはチップ業界の勢力図を一変させることになるのだろうか。
  17. 富士通、量子シミュレーターでRSA暗号の安全性を評価

    富士通は、自社開発の39量子ビットの量子コンピューター・シミュレーターを用いて、現在普及しているRSA暗号の安全性を定量的に評価する実験を2023年1月に実施し、安全性評価に成功した

    News Flash
  18. グラフェン量子ドットの集積化合成に成功、量子ビット応用に期待

    東北大学の共同研究チームは、グラフェンをナノメートル幅のリボン構造(疑似1次元化)にした「グラフェンナノリボン」を用いた量子ドット・デバイスを集積化合成する技術を開発。同デバイスにおいて安定な励起準位の観測に成功した。量子ドットは半導体材料が疑似的に0次元構造をとることで発現する量子構造であり、内部の量子状態を活用した量子ビットや発光素子として応用が期待されている。

    News Flash
  19. China’s Paxlovid cyber scams are everywhere
    中国テック事情:「コロナ治療薬」求めネット詐欺が横行
    ゼロコロナ政策に固執していた中国が、その姿勢を突然転換した結果、新型コロナウイルスの感染者が急増している。重症化を防ぐ効果が高いとされる治療薬「パキロビッド」をめぐって、ネット詐欺師も急増している。
  20. The metaverse fashion stylists are here
    もう1人の自分になれる——メタバースでスタイリストが活躍中
    ハイブランドのファッション・ショーなどを見ると、驚くような奇抜な衣装が登場することがある。実際にそれを着て街を歩くことは難しいが、メタバースの世界では真の意味で自由に着飾れる。
  21. What's next for quantum computing
    量子コンピューティング分野における2023年は、量子ビット数の新記録を樹立する競争から脱却して、実用的なハードウェアと長期的な目標を優先する年となるだろう。
  22. These exclusive satellite images show Saudi Arabia's sci-fi megacity is well underway
    サウジアラビア皇太子肝いりのSF的な大規模都市「ザ・ライン(The Line)」の建設状況は、グーグル・マップなどでは今のところ確認できない。MITテクノロジーレビューはオーストリア企業から衛星画像を入手し、工事が進んでいることを確認した。
  23. How US police use counterterrorism money to buy spy tech
    米地方警察で進む透明性な監視テクノロジー導入、テロ対策名目で
    米国の地方警察が、テロ対策を目的とする連邦政府の助成金によって、監視テクノロジーの導入を進めていることが分かった。使途を明確に開示する必要がないことから、不透明な状況にある。
  24. Ring’s new TV show is a brilliant but ominous viral marketing ploy
    アマゾンのインターホンで撮った短編動画が人気、テレビ番組化も
    玄関先に取り付けられたテレビ・ドアホン(カメラ付きインターホン)が捉えた映像を面白おかしく紹介する番組「リング・ネーション」が米国で放送されている。アマゾンのテレビ・ドアホンを一般家庭に広く普及させることが番組の狙いだ。
  25. What's next in cybersecurity
    露ウクライナ侵攻で激動、
    サイバーセキュリティは
    2023年こうなる
    2022年もランサムウェアによる被害は絶えず、病院や学校、政府機関などが標的となった。ロシアによるウクライナ侵攻など、2022年のサイバーセキュリティ動向を振り返りながら、2023年の大きな動きを予測する。
  26. Why it's so hard to tell porn spam from Chinese state bots
    中国テック事情:ツイッターの性的広告、政府工作ではなかった?
    ゼロコロナ政策に反対する市民による抗議活動を封じ込めるため、ツイッター上に中国政府が大量の性的スパムを投稿しているとの噂が拡散された。だが、実際はただの偶然だったようだ。
  27. The computer scientist who hunts for costly bugs in crypto code
    ブロックチェーン上で稼働するコードにエラーがあると、一瞬にして大金が失われる可能性がある。コロンビア大学のグ・ロンフー助教授は、スマート・コントラクトのコードを監査する企業を立ち上げ、暗号通貨業界で脚光を浴びている。
  28. AI is bringing the internet to submerged Roman ruins
    水没した古代ローマ遺跡を見守る「水中インターネット」
    海底に沈んだ古代ローマ時代の高級リゾート地、バイアエの環境をモニタリングするために、音響モデムと水中無線センサーと組み合わせた水中インターネット・システムが利用されている。
  29. How to befriend a crow
    きっかけはTIkiTok、私はいかにして「カラス沼」にハマったか
    ティックトックの「おすすめ」に従ってカラスに興味を持った記者は、たくさんの動画を見た挙句に、実際に自分もカラスと友だちになりたいと考えるに至った。
  30. Why can't tech fix its gender problem?
    「世界を変える」と訴えるテック業界で長らく解決されない問題がある。ジェンダーーやダイバーシティの問題だ。シリコンバレーの歴史を振り返りながら、少しずつ業界に押し寄せる変革の兆しを展望する。
  31. How to live-tweet the Cultural Revolution, 50 years later
    中国テック事情:文化大革命を50年後にライブツイートする英国人
    およそ50年前に起きた中国の文化大革命の様子を、まるでリアルタイムの出来事のようにライブツイートし続けるツイッター・アカウントがある。こうしたニッチなアカウントの存在がツイッターの魅力の1つだ。
  32. How Twitter's "Teacher Li" became the central hub of China protest information
    中国、ゼロコロナ抗議
    情報発信のハブとなった
    「李先生」に聞く
    11月末、ゼロコロナ政策に対する激しい抗議活動が中国に巻き起こったとき、ある中国人画家がハブとなり、脅迫を受けつつも世界に向けて抗議行動の情報をリアルタイムで発信し続けた。そのときの状況や心情を、本人自身の言葉で語ってもらった。
  33. What's next for crypto in 2023
    FTX破綻、創業者の逮捕といった話題で閉じようとしている暗号通貨業界の2022年。2023年は、非中央集権型金融システムの根幹に関わる金融アプリケーションを巡る、当局と暗号通貨信奉者たちとの闘いが法廷や議会で始まる。
  34. Current status of social implementation of quantum computing
    寺部雅能:量子コンピューターの社会実装はどこまで進んだか?
    来るべき量子社会の未来に向けて、すでに量子技術の社会実装を進める動きがある。さまざまな領域で量子コンピューターの活用を検討・推進する住友商事のQX(Quantum Transformation)プロジェクトで代表を務める寺部雅能氏に国内外の動向や現状、課題について語ってもらった。
  35. 量子ドット配列の制御手法を開発、半導体量子コン実現へ一歩

    大阪大学と九州大学の共同研究チームは、2行2列量子ドット配列における電子スピン制御用微小磁石の設計手法を新たに開発した。量子ドットは、電子をナノメートルサイズの箱のような微小空間に閉じ込めたもので、量子ドットに閉じ込められた電子スピンは、量子コンピューターの量子ビットを実装する際の有力候補とされている。

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  36. Making sense of the changes to China’s zero-covid policy
    中国テック事情:急転の「脱ゼロコロナ」、混乱を読み解く
    中国がついに「ゼロコロナ」政策の緩和に向けて動き出した。一部ではすでにPCR検査所の閉鎖も始まっているが、地域によって対応に差があり、混乱が生じている。
  37. I just watched Biggie Smalls perform ‘live’ in the metaverse
    1997年に亡くなった有名なラッパーのアバターが、メタのホライゾンワールドで復活。現役のラッパーたちとの共演を果たした。関係者が新たなビジネスに期待する一方で、倫理的な問題も懸念される。
  38. Why is the quantum computing startup company attracting so much attention?
    量子技術集団「QunaSys」が巨大企業から注目される理由
    創業からわずか4年。量子コンピューター向けソフトウェアの開発で業界をリードし、名だたる巨大企業から引っ張りだこのスタートアップが、楊天任CEO率いる「キュナシス(QunaSys)」だ。2022年3月にはシリーズBラウンドで12億4000万円の資金を調達し、事業拡大を加速している。社員30人ほどの小さなスタートアップになぜ巨大企業が注目するのか。楊CEOとのインタビューからその理由を探った。
  39. We’re witnessing the brain death of Twitter
    死にゆくツイッター、「ニッチなコミュニティ」になるか?
    イーロン・マスクはツイッター買収後、信頼・安全協議会を解散させ、白人ナショナリストや極右派のアカウントを復活させ、差別用語を使った会話の中心にいる。助けを求める人々を支援するといったかつての役割を、ツイッターはもう果たせないだろう。
  40. PFNが深層学習を高速化する専用チップを発表、演算性能は3倍

    人工知能(AI)スタートアップのプリファードネットワークス(PFN)は2022年12月14日に、深層学習を高速化する専用プロセッサー「MN-Core 2」を発表した。2024年度中の稼働に向け、MN-Core 2を搭載した新しい大規模クラスター「MN-4」を構築する予定だという。

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  41. Big Tech could help Iranian protesters by using an old tool
    市民らによる抗議デモを受けて、イラン政府がインターネット接続の規制を強化している。専門家らによると、イラン市民を支援するため、巨大テック企業にできることがあるという。
  42. 光回路を高速制御できる超高感度フォトトランジスタ=東大など

    東京大学とSTマイクロエレクトロニクスの共同研究チームは、シリコン光回路中で動作する超高感度フォトトランジスタ(入射された光電流を増幅できるトランジスタ)を開発した。1兆分の1ワットと極めて微弱な光信号の検出できるため、深層学習や量子計算用光回路の高速制御が可能となる。

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  43. Fundamentals of Quantum Computing
    Q&A形式で分かる
    量子コンピューターの
    基礎知識
    次世代コンピューティング技術として注目される量子コンピューター。原理や実装方式など、量子コンピューター関連記事を読む上でのガイドとなる基礎知識をQ&A形式でまとめた。(文:宇津木健 監修:藤井啓祐=大阪大学教授)
  44. Computing issue has now arrived
    MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.9刊行に寄せて
    MITテクノロジーレビュー[日本版]は印刷版マガジン『Vol.9 量子時代のコンピューティング』を12月13日に発売した。今号の狙いと主な内容を紹介する。
  45. 産総研と筑波大、コーヒー由来成分で有機半導体の性能を向上

    産業技術総合研究所(産総研)と筑波大学の研究グループは、コーヒーから得られる成分である「カフェ酸」の薄膜層を電極表面に形成することで、有機半導体に流れる電流量が最大で100倍程度まで増大することを発見した。

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  46. Interview with Yasunobu Nakamura
    超伝導量子ビットの生みの親が語る、量子コンピューター研究の未来
    「まだ本当の量子コンピューターのパワーは見えていない」理研量子コンピュータ研究センター(RQC)でセンター長を務める中村泰信は、穏やかなトーンで、しかしながら、はっきりと語った。量子コンピューターが本当に真価を発揮できる問題はどんなものなのか。量子力学という共通言語によって多分野の人材を集め、エンジニアリングの進歩と、それによって生まれる新しい物理が互いを加速させる量子情報分野の今後、そしてRQCが生み出したい世界について話を伺った。
  47. Elon Musk has created a toxic mess for the LGBTQ+ community. I would know.
    主張:ツイッターはLGBTQ+にとって「地獄絵図」になった
    カリフォルニア州のスコット・ウィーナー上院議員は、ツイッターはかつて嫌がらせや脅迫に最もすばやく対応したと述べている。しかし、マスク最高経営責任者(CEO)の下ですでに劣化しているのを体感し、今後は悪化する一方だと確信している。
  48. What Shanghai protesters want and fear
    中国テック事情:世界に波紋、異例の市民デモは何を求めているのか
    中国で起こっている抗議活動に参加する人々は、どの程度過激な要求をすべきかについては意見が分かれているが、中国の厳格な「ゼロコロナ」政策に反発するという中心的なメッセージの下で団結している。
  49. Tencent wants you to pay with your palm. What could go wrong?
    ウィーチャット・ペイ(WeChat Pay)を展開するテンセントが、中国の一部の都市で掌紋認識を利用した決済の実証実験を進めている。中国ですでに普及しているQRコードや顔認識を利用した決済に続く手段となるか。
  50. 量子セキュアクラウドによるゲノム解析システムを開発=NICTなど

    情報通信研究機構(NICT)や京都大学などの共同研究チームは、「量子セキュアクラウド」にゲノム解析専用装置を装備し、全ゲノムデータの安全な伝送・保管・解析をリアルタイムで実施できるシステムの開発に成功。従来は不可能だった情報理論的安全で高速な処理を実現した。

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