An ancient man’s remains were hacked apart and kept in a garage
切り刻まれた古代人、破壊的発掘から保存重視へと変わる考古学
1980年代にカンブリア州で発見された中世の男性「セント・ビーズ・マン」の遺体はアングルグラインダーで発掘され、臓器は40年間もガレージに保管された。現代の考古学者は貴重な過去の痕跡を傷つけないよう最小限の発掘にとどめ、より非破壊的な技術の登場を待つようになった。 by Jessica Hamzelou2025.03.17
- この記事の3つのポイント
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- ヴェスヴィオ火山の噴火で死亡した男性の頭蓋骨内部からガラス化した脳が発見された
- 遺体のDNA分析は貴重なデータをもたらすが破壊的でもある
- 考古学者は遺体を慎重に扱い、破壊を最小限に抑えるようになってきている
この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。
私は最近、ガラスの脳に関する記事を執筆した。5年ほど前に考古学者たちが、西暦79年のヴェスヴィオ火山の噴火で死んだ男の頭蓋骨の中に、黒く輝くガラスの破片を発見した。どうやら、ガラス化した脳の断片らしい。
科学者たちは以前にも古代の脳を発見したことがある。中には、少なくとも1万年前のものと考えられているものもある。しかし、ガラス化した脳を見たことはそれまでなかった。科学者たちはこの脳の内部のニューロンを見つけることさえできた。
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