This Texas chemical plant could get its own nuclear reactors
化学工場に小型原子炉、ダウ・ケミカルらが初の敷地内設置を申請
ダウ・ケミカルとXエナジーが次世代小型原子炉の建設許可を米規制当局に申請した。工場敷地内への原子炉設置は初となり、産業施設の脱炭素化モデルとなる可能性がある。 by Casey Crownhart2025.04.10
- この記事の3つのポイント
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- 米国テキサス州の化学工場に原子炉を設置する計画が進行中である
- ダウ・ケミカルとXエナジーが原子力規制委員会に建設許可を申請した
- 産業プロセスへの先進的原子力技術導入の観点から大きな節目となる
米国テキサス州のある化学工場で、将来的に原子炉が電力供給を担う可能性が浮上している。実現すれば、原子炉を敷地内に設置する初の事例となる見込みだ。この工場ではプラスチックなどの素材を製造しており、将来的には電力を大量に消費するデータセンターや産業施設のモデルケースとなる可能性もある。
プロジェクトを推進しているのは、ダウ・ケミカルとXエナジーの2社。両社は先週、米国で原子力を規制する原子力規制委員会(NRC)に対して建設許可を申請した。
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