国土安全保障省、米大統領選でハッキング対策
米国外のハッカーが11月の大統領選挙を混乱させかねない証拠が出てきたことで、問題をどう防止すべきかを検討する機運が高まっている。 by Mike Orcutt2016.10.14
ハッカーが米国の投票制度の脆弱(ぜいじゃく)性を悪用する可能性は、11月の大統領選挙に関する有権者の選挙制度への信頼を損ないかねない。開票結果が接戦の場合は特にそうだ。ただし、米国が自国の選挙制度の安全性をどう確保するかの議論を深める点で、こうした懸念にはよい面もある。
民主党全国委員会に対するハッキング攻撃について、ホワイトハウスは公式にロシアを非難している。また、20州以上でオンライン有権者登録データベースに対してハッカーによる攻撃があったとの報告もあり、米国の敵がアメリカの政治制度をサイバー攻撃しようとしているのは明らかだ。
攻撃を受けて、米国国土安全保障省(DHS)は、州や地方の選挙管理委員会にサイバーセキュリティに関する問題に対して支援するようになった。下院は国の選挙制度上の技術的脆弱性を査定し、その状況を把握するための手法を探るために公聴会を何度も開催している。さらにMIT Technology Reviewを含む数え切れないほどの報道により、インターネットに接続された有権者情報登録データベース や不在者投票制度などの脆弱性、さらに紙で再集計できない電子投票機 …
- 人気の記事ランキング
-
- How much hydrogen awaits us underground? 地下に眠る数兆トン、天然水素は本当に「宝の山」なのか
- Promotion AI White Paper 2026 松尾・岩澤研協力『AI白書2026』発売、サブスク版も開始
- The next big thing in hydrogen could be underground 足元に眠る天然水素、21世紀の「ゴールドラッシュ」が始まった?
- This scientist is helping build a missing map of childhood 子どもは「小さな大人」ではない、欠けていた細胞地図を築く研究者
- AI’s recursive self-improvement might not come so quickly after all AIは自らを改善できるのか? 新研究が示した「創造性の壁」
