KADOKAWA Technology Review
×
過酸化水素水で動作するバッテリー不要のロボット
カバーストーリー 無料会員限定
Meet the Octobot

過酸化水素水で動作するバッテリー不要のロボット

1ミリリットルの過酸化水素水で約8分間動作するロボットをハーバード大学の大学院生が開発しました。 by Julia Sklar2016.12.09

「オクトボット」は手の平サイズのグニャグニャの小型ロボットだ。子どもの誕生日パーティーのお楽しみ袋に入っていそうな、小さなガラクタ風の外見と、変な名前にもかかわらず、ロボット工学の驚くべき進歩を体現している。

ロボットを開発したハーバード大学の研究者によれば、オクトボットは史上初の完全な自己充足型軟体ロボットだ。オクトボットには堅い電子部品は一切なく(電池もコンピューター・チップもない)、コンピューターに接続しなくても作動する。

オクトボットは、ざっくりいえば可愛らしい外観の空気チューブだ。(自宅の薬箱にあるものよりずっと高濃度な)過酸化水素水をオクトボットの胴体中央の内側あるの2つの容器に注入して動作させる。液体が圧力で体中のチューブを …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. Young organs may not be a fountain of youth for recipients 若い心臓は体に合わせて老いる——プーチンには残念な研究結果
  2. When can we say AI made a scientific discovery? AIを「発見の主体」に据えるAI企業、科学の営みとのずれ
MITテクノロジーレビューが選んだ、AIの10大潮流 [2026年版]

AIをめぐる喧騒の中で、本当に目を向けるべきものは何か。この問いに対する答えとして、MITテクノロジーレビューはAIの重要なアイデア、潮流、新たな進展を整理したリストを発表する。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る