KADOKAWA Technology Review
×
3/9無料開催!新規事業のアイデア創出から実証まで考える【新規事業担当者】向けイベント
ニュース 無料会員限定
WannaCry Has a More Lucrative Cousin That Mines Cryptocurrency for Its Masters

ワナクライよりも稼ぐマルウェアが密かに蔓延していた

NSAから盗まれたエクスプロイトを使った、ワナクライよりもはるかに稼いでいるマルウェアが見つかった。なんと、4月から密かに活動を続け、不当に100万ドル以上を稼いだそうだ。しかし、盗まれたエクスプロイトの実態は解明されていないので、これが終わりではない。 by Jamie Condliffe and Michael Reilly2017.05.19

ランサムウェア、ワナクライ(WannaCry)による攻撃をこれほど急激に広めたのと同じエクスプロイト(脆弱性を狙った悪意のあるプログラム)が、違法な暗号通貨生成スキームを仕込むのに使われている。そしてそれは、確かにハッカーにとって広めるだけの価値はあった。

5月12日以降、世界中の病院や大学、一般企業のコンピューターがランサムウェアに襲われ、ロックされたファイルの暗号解除と引き換えにビットコインが要求された。ランサムウェアは、米国国家情報局(NSA)が開発した、ウィンドウズの脆弱性を利用した「サイバー兵器」であるエターナルブルー(EternalBlue)と、バック・ドアを仕掛けるダブルパルサー(DoublePulsar)のおかげで瞬く間に広がった。残念なことに、NSAが今後、使用する可能性があるため秘匿する、という賢明な判断をしたために、これら2つのハッキング・ツールは不注意で漏れてしまったのだ 。

ワナクライは献身的なセキュリティ研究者の迅速な対処によって食い止められた。しかし、調査過程でセキュリティ会社プルーフポイント(Proofpoint)は、 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. Promotion Emerging Technology Nite #36 Special 【3/9開催】2026年版「新規事業の発想と作り方」開催のお知らせ
AI革命の真実 誇大宣伝の先にあるもの

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る