Cover Story
子どものスマホを 親はどこまで覗いていい? 監視アプリが奪う信頼
子どものメッセージや写真をスキャンし、危険を検知して親に通知する監視アプリ。アプリ最大手は2025年、110億件のメッセージを解析した。だが60万件超のレビューを分析すると、子どもの5人に1人がプライバシーの侵害を訴え、10人に1人が親への信頼を失っていた。専門家が説くのは、監視ではなく「レジリエンス」を育てる道だ。
by Kelly Clancy-
阿部博弥:ヘモグロビンからムール貝まで、生物に学ぶ材料研究者
東北大学准教授の阿部博弥は、生物の構造や分子に着想を得た材料設計で、燃料電池触媒から水中接着剤、皮膚を介したセンシング技術まで、幅広い応用を切り拓いている。
by Yasuhiro Hatabe -
クモの巣が「DNAの罠」に、生態系調査を変える意外な採取基材
絶滅危惧種の監視や、外来種の早期発見に欠かせないのが、身の回りの生き物を数える調査だ。だが従来の方法は手間がかかる。近年注目される環境DNAの分析でも、どこから試料を採るかが課題だった。そこで研究者が目をつけたのが、クモの巣だ。
by Stephen Ornes