Cover Story
屋外実験も提案、 太陽地球工学の是非判断へ 初のロードマップ
反射性の粒子を成層圏に撒いて地球を冷やす「成層圏エアロゾル注入」について、非営利団体リフレクティブが初のロードマップを公開した。連携して進めれば約10年、約3億7000万ドルで判断に必要なデータが揃うという。ただし計画には、二酸化硫黄を実際に放出する屋外実験が含まれており、議論を呼びそうだ。
by James Temple-
排出半減でコスト25%減、製鉄脱炭素の「現実解」を示す34歳
グリーンスチールの開発競争は、水素で鉄鉱石から酸素を取り除く手法に集中している。だが、米国の鉄鋼業スタートアップであるハーサ・メタルズを起業したローリーン・メルーエは、当面は化石燃料を使い続けることを選んだ。天然ガスで石炭を置き換え、工程を一つにまとめる。排出は半減、コストは25%減。ゼロカーボンを待つより、今できることを取りに行く判断だ。
by Bridget Reed Morawski -
「ロボット大国だから勝てる」の危うさ、それでも賭ける起業家
「日本はロボット大国だから、フィジカルAIでは勝てる」という論調がある。だが、2026年上半期のヒューマノイドロボットの世界出荷台数では、上位5社すべてが中国企業だ。そうした条件を承知の上で、ハードもAIも全部やるという起業家がいる。
by Motoki Kobashigawa