Cover Story
屋外実験も提案、 太陽地球工学の是非判断へ 初のロードマップ
反射性の粒子を成層圏に撒いて地球を冷やす「成層圏エアロゾル注入」について、非営利団体リフレクティブが初のロードマップを公開した。連携して進めれば約10年、約3億7000万ドルで判断に必要なデータが揃うという。ただし計画には、二酸化硫黄を実際に放出する屋外実験が含まれており、議論を呼びそうだ。
by James Temple-
失明マウスの視力回復に成功、若返りブームの震源となった研究者
視神経を傷つけて失明させたマウスに、細胞を若い状態に戻す遺伝子治療を注射する。16日後、神経は再生し、マウスは再び見えるようになった。2020年に発表されたこの成果は、抗老化への巨額投資を呼び込んだ。開発したユアンチェン(ライアン)・ルー博士の治療は2026年、緑内障患者への臨床試験に入っている。
by Antonio Regalado -
送電網の蓄電池から中国製を締め出し、米国が払う「自立」の代償は
トランプ政権は8月下旬、国家非常事態を宣言する大統領令で、中国製バッテリーを送電網規模の蓄電システムに使うことを事実上禁じた。だが現在、こうした施設のほとんどは中国製セルを使っている。国内生産が需要を満たすのは2030年代後半になる可能性もある。
by Casey Crownhart