米スーパー大手、自律自動車での配達を今秋から実験へ
米スーパーマーケット・チェーン大手が、ロボット車両のスタートアップ企業であるニューロ(Nuro)と提携し、顧客のテーブルに食品を届ける。
電子商取引の大手企業は、商品を顧客の自宅に届ける最良の方法を模索してきた。いわゆる「ラストマイル問題」だが、食料品を扱うスーパーマーケットにとってはなおさら、悩みの種だ。食料品は多くの場合崩れやすく、腐りやすいからだ。
クローガー(Kroger)は今秋、自律自動車によるラストマイル配達の実証実験を実施する。人間のドライバーが前部座席に乗車するが、顧客が食料品を下ろすのを手助けしたりはしない。実験をできる限り本番に近づけるためだ。
クローガーは、オンライン注文と配達サービスに真剣に取り組んでいる。先月、同社はオンライン・スーパーマーケットのオカド(Ocado)に出資していることを発表し、同社の倉庫においてオカドの自動化技術を使用する計画も公表した。前四半期のクローガーのデジタル部門の売上高は66%増加している。
5Gから6Gへ、通信の世界的研究者・太田 香教授「U35」へのメッセージ
世界の工学者を魅了し続ける
eムック『生殖医療と倫理 変容する「生命の始まり」』特集号
壁を突破する「覚悟」——再生医療産業を開拓、畠 賢一郎氏に聞く
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか