Soraの問題点とは? AI時代の知財を考える11/12緊急イベント
オープンAIが10月にリリースしたスマホアプリの「Sora」が大きな話題となっている。AI時代における知財ルールの現状と課題、今後予想される展開について解説するイベントを11月12日に緊急開催する。 by MIT Technology Review Event Producer2025.10.28Sponsored
オープンAI(OpenAI)が10月にリリースしたスマホアプリの「Sora」が大きな話題となっている。テキストから高品質な動画を生成でき、自分が「出演」する動画や他人との「共演」も簡単にできることから、SNS上には大量のAI生成動画が溢れている状況だ。
しかし当初公開されたSoraの動画の中には、既存作品との類似性が高く、著作権法上の問題が指摘されるものも含まれていた。オープンAIはリリース当初、著作権者に対して「オプトアウト」を呼びかけたが、これは従来の著作権の考え方からすれば大きな転換だ。
オープンAIはなぜ、方針をすぐに変更したのか? 動画生成AIサービスは、現行の著作権法においてどのような問題を抱えているのか? AI生成物の権利侵害はどのように判断されるのか? 今回のEmerging Technology Niteは、「Sora」を題材に、AI時代における知財ルールの現状と課題、今後予想される展開について、三村小松法律事務所の田邉 幸太郎氏に解説いただく。
※本イベントはオフライン(東京・市ヶ谷KADOKAWAセミナールーム)/オンライン同時開催となります。チケット種別をお間違いのないようにお申し込みください。
■Emerging Technology Niteとは
MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているレギュラーイベントです。最前線で活躍する研究者や起業家など有識者の方をお招きし、いま注目したいエマージング・テクノロジー(萌芽技術)や社会の最新動向をリアルの場でお届けします。
■登壇者紹介

田邉 幸太郎(たなべ こうたろう)
弁護士(パートナー/三村小松法律事務所)
2014年弁護士登録。訴訟・交渉、企業法務・知的財産関連法務を広く取り扱う事務所を経て、現在は著作権・特許・商標などの知的財産関連法務を中心に国内外の契約・体制整備・係争まで横断支援。特にアニメ・漫画・ゲーム・VTuber・メタバース・生成AIなど、キャラクターが関係するビジネスを行う法人・個人をワンストップでサポートすることに力を入れている。内閣府知財戦略推進事務局参事官補佐(非常勤)として「AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ」の作成に関与。(一社)日本音声AI学習データ認証サービス機構監事なども務める。
- Emerging Technology Nite #35 動画生成AI時代の知財のゆくえ ——「Sora」は何が問題だったのか?
-
申し込みページへ日時 2025年11月12日(水) 19:00〜21:00(18:45 受付開始) 定員 オフライン50人、オンライン200人 場所 KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町3−1五番町グランドビル7階 (市ヶ谷駅から徒歩3分)) 料金 一般:2,000円
MITテクノロジーレビュー有料会員:クーポン利用で無料
※会員価格で申し込むには、会員情報の画面から割引コードを取得し、Peatixのチケット購入時に入力してください。
※新規お申し込みも対象となりますが、満席の場合はご容赦願います。主催 MITテクノロジーレビュー[日本版] プログラム 19:00〜19:05 ご挨拶(MITテクノロジーレビュー)
19:05〜19:55 田邉氏講演「動画生成AI時代の知財のゆくえ」
19:55〜20:05 休憩
20:05〜20:35 質疑応答(田邊氏)
20:35〜20:55 名刺交換・交流タイム(会場参加者のみ)
21:00 終了/閉場注意事項 ※イベント開催時間、各プログラムの開始終了時間は状況により変更する場合がございます。
- 人気の記事ランキング
-
- Exclusive: OpenAI is huge in India. Its models are steeped in caste bias. チャットGPTに 深刻なカースト差別、 「犬」画像生成も
- This startup thinks slime mold can help us design better cities 脳を持たない生物の知恵、 都市インフラ設計に活かす 「粘菌アルゴリズム」
- This retina implant lets people with vision loss do a crossword puzzle ニューラリンク元社長の新会社、格安買収で「人工視覚」実用化
- From slop to Sotheby’s? AI art enters a new phase アーティストが「ゴミ製造機」批判を超えて生成AIを使う理由
| タグ |
|---|
- MITテクノロジーレビュー イベント事務局 [MIT Technology Review Event Producer]日本版 イベント運営チーム
- MITテクノロジーレビュー[日本版]が開催するイベント情報をお知らせします。
