KADOKAWA Technology Review
×
Facebookログイン終了のお知らせ(2026/3/31 予定)
視覚障がい者を音声でガイド、ホロレンズの意外な使い方
Scott Olson | Getty
ニュース 無料会員限定
HoloLens can now guide the blind through complicated buildings

視覚障がい者を音声でガイド、ホロレンズの意外な使い方

カリフォルニア工科大学の研究者たちが、AR(拡張現実)ヘッドセットの画期的な使い方を見つけた。ヘッドセットが備える空間マッピング機能と3次元音響を利用して、視覚に障がいがある人を道案内する装置を作ったのだ。バーチャルなガイドが装着者の前方から声で誘導してくれる。 by Rachel Metz2018.06.15

マイクロソフトの高価なコンピューターである「ホロレンズ(HoloLens)」は、デジタル画像を現実世界と重ね合わせて見せることが可能なAR(拡張現実)ヘッドセットである。しかし、ある科学者グループがホロレンズの画期的な使い方を見つけた。視覚に障がいのある人が建物を通り抜け、周囲の物体の位置をより正確に感知するのに役立てようというのだ。

カリフォルニア工科大学の研究者らが開発したのが、ホロレンズ向けの新しい道案内アプリである。ホロレンズが備える、空間と物体をリアルタイムでマッピングする機能や、3次元空間内の特定の方向から聞こえてくる音声を作り出すスピーカーといった特徴を活用したのだ。バイオーアーカイブ(bioRvix)のWebサイトで最近発表された記事によると、研究チームはこれらの機能を用いて、大学の建物の込み入った経路をマッピングし、視覚障がいのある人が通り抜けていくのを手助けするバーチャルな道案内を開発した。利 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. EVs could be cheaper to own than gas cars in Africa by 2040 アフリカでEVがガソリン車より安くなる日——鍵は「太陽光オフグリッド」
  2. RFK Jr. follows a carnivore diet. That doesn’t mean you should. 「肉か発酵食品しか食べない」米保健長官が目指す「健康な米国」
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
AI革命の真実 誇大宣伝の先にあるもの

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る