免許不要、ラリー・ペイジが出資する空飛ぶ車がお披露目
アルファベット(グーグル)のラリー・ペイジCEO(最高経営責任者)が出資する空飛ぶ車、キティ・ホーク・フライヤー(Kitty Hawk Flyer)が今のところ飛べるのは、地上から約3メートル程度の高さだ。だが、開発元のスタートアップ企業、キティ・ホーク(Kitty Hawk)のテクノロジーにより大きな飛躍を見せている。
空飛ぶ車のスペックを見てみよう。座席は1つ、重量は約110キログラムだ。電動モーター8個、プロペラ10基、2本の操縦桿により、時速約32キロメートルで飛行する。
これまでに同社の従業員により、1000回以上の試験飛行を重ねてきた。ユーチューバーのケイシー・ネイスタットも2時間のトレーニングの後、民間人で最初に周遊飛行をした1人となった。
キティホーク・フライヤーは米国連邦航空局 (FAA)の超軽量カテゴリーに適合する。制限のない空域においてのみ飛行でき、パイロットの免許は不要だ。価格や発売日はまだ発表されていないが、自分で操縦したいのなら順番待ちリストに登録できる。
- 参照元: The Verge、Casey Neistat、Wired
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