テスラがモデル3の週産5000台をついに達成、5時間遅れで
テスラ(Tesla)は先週、普及モデルの「モデル3(Model 3)」の生産台数が週産5000台に達したと発表した。その他のモデルを含めると、週に7000台生産したことになる。
4月時点のモデル3の週産台数は2000台だった。その後、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、6月末までに週産5000台を達成するとの約束を実現するために極端な行動に出た。製造ラインを停止し、仮設の組み立てラインを設置したのだ。
こうした取り組みは、週産台数の倍増には役立ったが、それでも6月末までに5000台の生産を達成するには厳密には十分ではなかった。というのも、ロイターによると目標台数に到達したのは、7月1日午前5時だったからだ。
テスラは自動車を量産できることを証明する必要があるが、実現に向けて多額の資金が流出している。週産5000台体制を持続できるかどうかも定かではない。だが、マスクCEOはいつもと変わらず、テスラは現在のペースを早め、「翌月」には週6000台ペースでモデル3を生産すると見込みだ、と述べている。
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