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Cover Story

イェール大学の免疫学者から届いたメールには、筆者の免疫システムを100万個の細胞レベルで解析した結果が添付されていた。新たな「免疫スコア」は、症状が現れる前に病気を発見する時代の到来を告げている。

by David Ewing Duncan
  1. ビタミンDはなぜ重要? 骨だけでない、免疫・心臓への影響も

    日照時間が減る冬は、「サンシャインビタミン」とも呼ばれるビタミンDが不足しがちだ。骨の健康だけでなく、免疫システムや心臓の健康にも影響することが最近の研究で明らかになりつつある。

    by Jessica Hamzelou
  2. 米移民捜査官追跡マップの削除相次ぐ  政権圧力と表現の自由の攻防

    米移民捜査官の追跡マップを提供する市民プロジェクトが、プラットフォームから相次いで削除されている。政権は「身元晒しによる暴力扇動」、支援者は「説明責任のための透明性」と主張。表現の自由めぐり攻防続く。

    by Eileen Guo
  3. 複雑な免疫系を1つのスコアに、イェール大が開発した新検査の可能性

    免疫が健康であるとは、どういうことだろうか。イェール大学の研究チームは、血液中の細胞による遺伝子の発現を調べ、さまざまな免疫細胞と1300以上のタンパク質を測定することで、免疫健康指標(IHM)と呼ぶスコアを開発した。

    by Jessica Hamzelou
  4. 2025年のイノベーターが集結「U35 Summit」参加者募集

    MITテクノロジーレビューは12月17日、「Innovators Under 35 Japan Summit 2025」を開催する。本年度のU35イノベーターを会場に迎え、活動内容を紹介してもらう予定だ。

    by MIT Technology Review Event Producer
  5. 電力需要40%増へ、AIはどう影響? IEA報告3つのポイント

    AIによる電力需要は今後、世界にどのような影響を与えていくのか? 国際エネルギー機関(IEA)が発表した2025年の「世界エネルギー展望」から、3つのポイントを解説する。

    by Casey Crownhart
  6. AI企業の軍事進出、戦争は完全自動化される?:FT・MITTR共同企画

    AI企業が軍事分野へ進出している。オープンAIはドローン迎撃を支援し、防衛技術へのVC投資は前年の2倍に。だが専門家は「戦争の完全自動化は幻想」と指摘。FT・MITTR記者が、AI戦争の誇大宣伝と現実、倫理的懸念を検証する。

    by James O'Donnell
  7. 量子技術でDeepSeekを55%小型化、「検閲解除」にも成功

    量子技術を専門とするスペイン企業が、「DeepSeek(ディープシーク)R1」を55%小型化し、検閲機能を除去したと発表。天安門事件などの敏感な話題への回答制限を削除したという。

    by Caiwei Chen
  8. ネットで「自分で調べた」患者がワクチンや治療を拒否——新型コロナ後、医療現場で何が起きているのか。医師や心理学者ら6人が、誤情報や陰謀論と向き合い、患者との信頼関係を再構築する試みを語った。

    by Rhiannon Williams
  9. 小菅敦丈:生成AI時代に「半導体の民主化」を進める研究者

    東京大学大学院の小菅敦丈は、生成AI時代に対応した超低消費電力のAIチップ開発、試作・製造コストの削減などを通じて「半導体の民主化」を推進している。

    by Yasuhiro Hatabe
  10. フロリダの住宅屋根を貫通した金属片、ポーランドの倉庫近くに落下したロケット破片。人工衛星が現在の1万2900基から10年後には10万基に急増する中、宇宙ゴミの落下が日常化し、航空機への衝突リスクも上昇している。

    by Tereza Pultarova