グーグルのスマートシティはプライバシー侵害、人権団体が提訴
グーグル子会社のサイドウォーク・ラボ(Sidewalk Labs)が主導するカナダのスマートシティの計画中止を求めて、カナダ自由人権協会(CCLA)は国、州、市を相手取り、訴訟を起こした。
訴訟の目的は、トロント市内にセンサーあふれる未来地区を作ろうとしているウォーターフロント・トロント(トロント市が設立した地域開発会社)とサイドウォーク・ラボの契約打ち切り。両社が提案した計画には、歩行者を追跡する交通信号、地下トンネルを利用してゴミを運ぶロボット、無人シャトルバスなどが含まれている。
だが、この提案は当初から懸念の声が上がっており、CCLAは個人のプライバシーの権利を侵害する計画だと主張している。今回の訴訟は、絶えず監視が続くともいえるスマートシティ計画に対して「有意義なコンセンサス」が本当に得られるのか、疑問を投げかけるものだ。
ウォーターフロント・トロント側は、計画はまだ初期段階であり、CCLAの主張を評価するのは時期尚早だとの声明を発表している。オンタリオ州裁判所の判断が注目されそうだ。
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