 
				リアルネットワークス、米国で学校向け顔認識ソフトを無償提供
リアルネットワークス(RealNetworks)は7月17日、北米の学校が顔認識ソフトウェアを無料でダウンロードし、実装できるWebサイトを立ち上げた。
SAFR(安全で正確な顔認識:Secure Accurate Facial Recognition)と呼ぶこの技術は、現在、リアルネットワークスの創業者ロブ・グレイザー最高経営責任者(CEO)の子どもたちが通うシアトルの学校でテスト中だ。ワイオミング州でも、2018年後半にパイロット・プログラムの導入が予定されている。
SAFRは、学校管理者が誰が校内に来ているのかを監視するのに役立つ。シアトルでのテストを実施するにあたり、保護者はこのソフトウェアを使って自分たちの顔を登録した。保護者が監視カメラににっこり微笑めば、施錠された門を解錠できる。
グレイザーCEOは、自身のソフトウェアは、銃規制法案という厄介な問題に巻き込まれることなく学校の安全性を向上できる方法だと捉えている。しかし、顔認識技術を規制すべきか否かという別の重大な議論の渦中に踏み込んでしまい、おそらく規制を受けることになるだろう。「個人的には、学校の過剰な監視につながるとの意見には同意します」とグレイザーCEOはワイアードに語った。「一方で、学校でこれほど多くの悲劇が起こる国において、学校の安全を保持するより容易なテクノロジーは、根本的には良い物だという意見にも、私は賛成です」。
- 参照元: Wired
 
		
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