キヤノン電子・酒巻社長がFSC2019に登壇、「総合宇宙企業」への挑戦語る
MITテクノロジーレビュー[日本版]が11月29日に開催するテクノロジー・カンファレンス・イベント「Future of Society Conference 2019—宇宙ビジネスの時代—」に、キヤノン電子 代表取締役社長の酒巻 久氏の基調講演が決定した。 by MIT Technology Review Japan2019.11.21Sponsored
Future of Society Conference(FSC)は、MITテクノロジーレビュー[日本版]編集部が主催するカンファレンス・イベント。MITテクノロジーレビューのミッションでもある「テクノロジーが形作る世界を理解する」をコンセプトに、気鋭の研究者や最前線で活躍する企業家を招聘、先端テクノロジーが社会に与える影響について議論する場を提供する。第2回目となる本年は、近年盛り上がりを見せる「宇宙ビジネス」をテーマに11月29日に東京・日本橋の室町三井ホールで開催する。
基調講演に登壇するキヤノン電子 代表取締役社長の酒巻 久氏は、1999年の社長就任以来、同社の経営再建に取り組み、業界屈指の高収益企業へと成長させたカリスマ経営者として知られる。酒巻氏は経営再建によって得た資金をもとに2009年、長年温めてきた宇宙産業への新規参入を宣言。プリンターやカメラ部品の製造で同社が培ったモーターやレンズの技術を活用し、低コストな超小型人工衛星の開発・量産化に取り組んでいる。
2018年には小型ロケットの製造・打ち上げを手がける子会社「スペースワン」を設立。和歌山県串本町に国内初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」を建設中だ。
「2030年に売上高1000億円」という目標を掲げる酒巻氏は、なぜ新規事業として「宇宙」への参入を決めたのか? 「宇宙ビジネス」を成功させるために必要なこととは何か? 本カンファレンスでは、陣頭指揮を執る酒巻氏から、「世界トップレベルの総合宇宙企業」へ向けた同社の挑戦を紹介いただく予定だ。
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- MITテクノロジーレビュー編集部 [MIT Technology Review Japan]日本版 編集部
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