元バイドゥの主任研究員であるアンドリュー・エンが立ち上げたスタートアップ企業 「ランディングAI( Landing AI)」は、新しい職場監視ツールを開発した。必要な距離を守らずに同僚に接近した際に警報を発するツールだ。
ランディングAIは4月16日、新たに開発した「社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)検知機」を披露するデモ映像をブログに投稿した。画面の左側には市民が町を歩いている映像、右側には1人1人を点として示した鳥瞰図を表示し、市民同士が近付きすぎると赤色になる。ランディングAIは工場の製造現場などの職場環境での使用を想定しており、 フォックスコン(Foxconn)をはじめとする顧客企業の要望に応じて開発したとしている。
社会的距離検知機は既存の監視カメラシステムに容易に組み込めるが、社会的距離を破った人に通知する方法は依然として検討中だという。 たとえば、従業員同士が互いに近づき過ぎてすれ違った時に警報音を鳴らす方法などがあ …
- 人気の記事ランキング
-
- Inside the controversial tree farms powering Apple’s carbon neutral goal 1日100万本の植林が生む 広大な「緑の砂漠」 ブラジル・セラードの光と影
- Synthesia’s AI clones are more expressive than ever. Soon they’ll be able to talk back. 「不気味の谷」越え近づく? 進化した最新AIクローン技術
- This American nuclear company could help India’s thorium dream インドが描いた「トリウムの夢」、米企業の燃料技術で花開くか
- Inside the controversial tree farms powering Apple’s carbon neutral goal 1日100万本の植林が生む 広大な「緑の砂漠」 ブラジル・セラードの光と影