AIは経済にどう影響するのか? ロバート・ソローらが語った未来
人工知能(AI)やロボット工学などの新技術は、米国の雇用市場にどのような影響をもたらすのだろうか。ノーベル賞を受賞した経済学者であるロバート・ソローMIT(マサチューセッツ工科大学)教授と、オバマ政権で米国中小企業庁の長官を務めたカレン・ミルズが「EmTech(エムテック)ネクスト」カンファレンスの壇上で語った。 by Rachel Metz2018.06.10
人工知能(AI)革命が米国経済にもたらす真の影響を知るには、もう少し時間がかかるだろう。2018年6月5日、マサチューセッツ州ケンブリッジで開催されたMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech(エムテック)ネクスト」で専門家たちはそう語った。今回のカンファレンスでは、AIやロボット工学などの新技術が米国の雇用市場にもたらす可能性がある、予測されてはいるがまだ明らかになっていない仕事の未来や変化について議論が交わされた。
AIが過去に経験したことがない類の技術革命をもたらすか否かについて、ノーベル賞を受賞した経済学者であるマサチューセッツ工科大学(MIT)のロバート・ソロー教授は「何とも言えません」と答えた。現在のところ、これまでとさほど違わないようだという。しかし、AIをベースとする経済がどのようなものになるのかについては、企業は建物や設備にどれほど投資する必要性があるのか、どんな労働に需要が生じるのかということも含めて分からないことが多 …
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