ボーイング、自律型電動飛行機の試験飛行に成功
ボーイングはバージニア州マナサスの空港で、パイロットが搭乗しない自律型電動旅客航空輸送機の初の試験飛行を終えた。
全長約9メートルの飛行機は垂直に離陸し、1分弱ホバリングした。ボーイングによると、自律機能と地上での制御方式の試験が目的だという。この航空機の飛行距離は最長80.5キロメートルで、都市と都市を結ぶ短時間飛行を前提に設計されている。現在のところ商用の電動航空機は存在しないため、最大のイノベーションはその電動推進システムにある。
ただし、これは「空飛ぶ車」ではない。「空飛ぶ車」はよく使われる表現だが、誤解を招く。ボーイングの電動航空機は路上走行から飛行へと移行できないからだ。ヘリコプターとプロペラ機を合わせたようなものだが、なんと呼べばよいのか誰も思い浮かばないようだ。「旅客航空輸送機」も今ひとつしっくりこない。
ボーイングは今後、固定翼飛行に加えて、垂直モードから前進モードへの移行を試験する予定で、「意義のある工学的な挑戦」になるだろうと述べている。ボーイングはエアバスやウーバー(Uber)などとともに、自律飛行の開発に取り組んでいる企業の1つだが、どのような市場に狙いを定めているのか、まだはっきりとしない。とはいえ、富裕層のためのおもちゃにはとどまらないだろう。
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか