これがウーバーが描く自動運転トラックの未来だ
配車サービス大手のウーバーは3月6日に公開した映像で、自動運転トラックがどのようにトラック輸送の世界に適合し、変革していくのかについての計画を開示した。
ウーバーの考えは、短距離の有人トラックと長距離の自動運転トラックを全米の中継ステーションで交換するというものだ。人間は都市に近いより混み入った道路を担当し、州間高速道路は人工知能(AI)が運転する大型トレーラーに任せる(「ブレークスルー・テクノロジー10:自動運転トラック」を参照)。
たとえばウーバーの映像には2人の(人間の)トラック・ドライバーが登場する。典型的な18輪車でロサンゼルスからやって来たマークは、米国中西部からやって来た自動運転トラックのパイロットのラリーとアリゾナで会う。2人はトレーラーの荷台を交換する。それはウーバーが言うところの「トラック運転手だけができる実地作業が必要とされる」行為である(自動運転トラックが雇用を消滅させるという懸念を鑑みている)。マークはそれからカリフォルニアに戻り、ラリーは東に向かって長距離を走る。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、ウーバーの自動運転トラックはすでに過去数カ月間にわたって、アリゾナの高速道路で商業貨物を運搬している。このことを考え合わせると、ウーバーが計画の適用範囲を広げるのは、さほど遠い未来ではないかもしれない。
- 参照元: NYT
 
		
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