グーグルの「先進的すぎる」スマートシティ、地元反対で計画に遅れ
アルファベット(Alphabet)の子会社サイドウォーク・ラボ(Sidewalk Labs)が主導する、野心的なスマートシティ計画が地元の反対に直面し、計画に遅れが出ている。
カナダ政府によって創設された開発機関ウォーターフロント・トロント(Waterfront Toronto)は2017年10月、グーグルの姉妹会社であるサイドウォーク・ラボと提携を結んだ。トロントのウォーターフロントに未来型都市を作るためだ。サイドウォーク・ラボは約4万9000平方メートルの区画を無人シャトルバス、ゴミ収集ロボット、種々のガジェットなどで埋め尽くし、先端技術が都市生活を向上させる方法を示す計画を立てている。
サイドウォーク・ラボのグーグルとのつながりや同社のビジネスモデルに対する曖昧な説明は、当初からプライバシー擁護派や都市計画者を警戒させた。地元の抵抗は大きくなり、重要な支援者が計画から撤退し、開発の最終計画の公表は2019年春まで先延ばしとなった。
サイドウォーク・ラボのスマートシティ計画は、テクノロジーが都市問題をいかにして緩和できるのか、その可能性を改めて示すものだった。もし実現の手立てが見つからなければ、サイドウォーク・ラボは新たな計画を再構築しなければならないだろう。
- 参照元: WSJ
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