KADOKAWA Technology Review
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持続可能エネルギー 2022年9月の記事

  1. AudioMook:Hearing the voices of climate change victims
    聴くMITTR:気候変動の被害者たちの声を聞く
    気候変動の被害の厳しい実態を知ることは、対策を考える上で役立つ。今週のオーディオ・ムック(β)では、気候変動の影響を受ける人々に迫るルポを紹介する。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.9.28
  2. 2050年のカーボン・ニュートラル実現へ向けて、「実質ゼロ」目標を掲げる企業が増えている。だが、植林やカーボン・オフセットなどに依存した不確かな計画は、排出量を削減するどころか増やしてしまう恐れすらある。実際の気候変動対策に役立つ6つの方法を紹介しよう。 by James Temple2022.9.20
  3. パキスタンを襲った壊滅的な大洪水、気候変動で雨量5割増しか
    8月の降雨量がここ50年で最多となったパキスタンは、洪水により多大な被害を受けた。地球温暖化がこの洪水にどの程度関与しているかは明らかではないが、ワールド・ウェザー・アトリビューションの分析では被害が増した可能性が指摘されている。by James Temple2022.9.19
  4. IPCC報告書執筆者に聞く気候変動で高まるイノベーションの必然性
    人間活動による地球温暖化は「疑う余地がない」。2021年8月、国連の専門家組織は、初めてそう断言した。この報告書のうち、産業分野の取り組みについての執筆を担当したのが、科学者の田中加奈子氏だ。「この10年のイノベーションがカギ」とと話す田中氏に、気候変動の緩和におけるイノベーションの必要性や産業分野の取り組みについて産業界が持つべき視点について尋ねた。 by Noriko Egashira2022.9.16
  5. MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.8刊行に寄せて
    MITテクノロジーレビュー[日本版]は印刷版マガジン『Vol.8 脱炭素イノベーション』を9月13日に発売した。今号の狙いと主な内容を紹介する。by MIT Technology Review Japan2022.9.15
  6. What decarbonization strategy should Japanese automotive manufacturers adopt?
    脱炭素で後れを取る日本車メーカーはどこに向かうべきか?
    カーボンニュートラルに向けて欧米の自動車業界がドラスティックな動きを見せている。これに対して、日本の自動車メーカー各社は好調な業績を収めつつも脱炭素化は遅々として進んでいない。欧米の動きを見ていくと、その進むべき道が見えてくる。 by Yumi Kawabata2022.9.15
  7. The US agency in charge of developing fossil fuels has a new job: cleaning them up
    米国エネルギー省の化石エネルギー局は、化石燃料の研究開発を長年にわたって担ってきた。しかし、バイデン政権の発足とともに部署の名称は化石エネルギー・炭素管理局に変わり、二酸化炭素排出量を抑えることを目的とした新たな任務を背負っている。 by James Temple2022.9.15
  8. AudioMook: Fighting climate change, not just decarbonization
    聴くMITTR:脱炭素だけではない、気候変動との戦い
    今週のオーディオ・ムック(β)では、気候変動「適応」策とは何か? なぜ重要なのか? その基本的な知識を解説するとともに、具体的な取り組みを紹介する。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.9.14
  9. Decarbonization is Japan's last chance to raise its power
    大場紀章「脱炭素化は日本の力を底上げする最後のチャンス」
    節電要請、電力自由化、老朽火力発電所や原発停止、急速な再生可能エネルギーへのシフト、ロシアのウクライナ侵攻など複合的な要因が絡み合い、エネルギー問題は理解しづらいものになっている。もともと日本は資源に乏しく、さらに「脱炭素」という足枷がはめられている以上、今後も不確実性はつきまとう。こうした状況をどう読み解き、国や企業は短期・中長期的にどう動いていくべきか。エネルギー・アナリストでポスト石油戦略研究所代表を務める大場紀章氏の提言をまとめた。 by Atsuji So2022.9.14
  10. Kyoto University startup pioneers the era of fusion power generation
    京大スタートアップが拓く、核融合発電の時代
    究極のエネルギーと言われ、長年にわたって研究されてきた核融合発電。この実用化に向けて関連技術の開発に取り組むのが、京都大学発のスタートアップ企業、京都フュージョニリングだ。同社のビジネスモデルと展望について、長尾昂CEOに聞いた。 by Keiichi Motohashi2022.9.13
  11. Why the carbon capture subsidies in the climate bill are good news for emissions
    およそ4000億ドルもの巨額の気候変動対策費を盛り込んだ米国のインフレ抑制法が8月に成立した。産業プラントや発電所からの二酸化炭素の回収にも巨額の補助金が投じられることになるが、化石燃料の延命につながるとの懸念もある。 by James Temple2022.9.12
  12. No power, no fans, no AC: The villagers fighting to survive India's deadly heatwaves
    この夏、記録的な熱波がインドを襲った。少数民族が住む農村に住む人々は、扇風機やエアコンもない環境で、50℃近くの気温と戦いながら暮らしている。 by Snigdha Poonam2022.9.6
  13. How ammonia could help clean up global shipping
    海運業の脱炭素化で「アンモニア」が注目される理由
    温室効果ガスの排出量削減が難しい海運業で注目されているのが、「アンモニア」だ。アンモニアを燃焼させる「アンモニア燃料船」に加えて、燃料電池として使う方法を模索する企業もある。 by Casey Crownhart2022.9.4
  14. AudioMook: What is the Inflation Reduction Act?
    聴くMITTR:気候変動対策に巨額投資、米インフレ抑制法の中身
    週のオーディオ・ムック(β)では、米インフレ抑制法に含まれる気候変動対策の中身と期待される効果について解説する。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.9.2
  15. China’s heat wave is creating havoc for electric vehicle drivers
    中国猛暑でEVオーナーが悲鳴、電力不足でスタンドに長蛇の列
    電気自動車の普及が進む中国で、充電インフラの弱点が明らかとなっている。猛暑で電力が不足し、充電スタンドの多くが閉鎖されたり、営業時間を短縮したりして、充電できなくなっている。by Zeyi Yang2022.9.2
  16. Why we can no longer afford to ignore the case for climate adaptation
    気候変動による脅威に立ち向かう方法は、温室効果ガスの排出削減のような「緩和」だけではない。「適応」も重要だ。緩和と適応の分野は長らく分断されてきたが、今ではその両方が必要であることが認識されつつある。 by Madeline Ostrander2022.9.1
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