土星で新しい衛星が20個発見、太陽系で最多に
天文学者のチームが、土星を周回する新しい衛星20個を発見した。 これまでに発見された土星の衛星は合計82個となり、木星の79個を上回り、もっとも多くの衛星を持つ惑星となった。
発見された衛星の直径は約5キロメートルと非常に小さい。20個の衛星うちの17個は、土星を前後逆向きに周回している。つまり、土星の自転方向と反対に移動しているということだ。土星からの距離にもよるが、これらの衛星は約2年~3年余りかけて土星の軌道を一周している。新しい衛星を発見したカーネギー研究所(Carnegie Institution for Science)のチームを指揮している天文学者のスコット・シェパード博士によると、発見した衛星はより大きな衛星の衝突によって形成されたと見られるという。シェパード博士は、昨年、木星を周回する新しい12個の衛星を発見し、この分野で素晴らしい業績を上げている。
新しい衛星は、ハワイの休火山、マウナ・ケア山頂にある「すばる望遠鏡」を使って発見された。すばる望遠鏡は口径8.2メートルで、 世界最大の望遠鏡の1つだ。今回の発見は、10月7日に国際天文学連合(International Astronomical Union)の小惑星センター(Minor Planet Center)によって発表された。
カーネギー研究所は、発見した衛星に名前を付ける公募を開始した。衛星の名前は、属するグループに応じて、ガリア、ノルウェー、またはイヌイットの神話に由来する名前でなければならない。12月9日 までに、 Twitterアカウントの@SaturnLunacy へ、あなたが考えた名前を送ってみよう。
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