KADOKAWA Technology Review
×
【2025年必読記事まとめ】年間購読料20%オフのチャンスも

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

5Gで中国が世界をリード、すでに35万基地局を設置
Bernard Hermant | Unsplash
China aims to dominate 5G mobile technology—and it’s off to a strong start

5Gで中国が世界をリード、すでに35万基地局を設置

デロイト・トウシュ・トーマツ(DTT)の新たな調査によると、中国は次世代の携帯電話網を支えるインフラに対し、米国と比べ何百億ドルも多く支出しているという。

5Gは現在の4Gネットワークの後継であり、2018年後半に一部の国の限られた地域で展開される予定だ。4Gと5Gは使用する周波数帯域が異なるため、5Gの利用により、自律型移動手段からVRヘッドセット、スマートフォンにいたるあらゆるものの通信容量の増加や高速化、反応時間の短縮が期待されている。

5Gを先行で展開する国々は、広範なテクノロジー製品とサービスを先んじて創出・販売することになるだろう。トランプ政権が5G開発を国家的優先課題とみなす大きな理由の1つがこれだ。現在、中国は35万カ所の5G基地局があり、首位に立っている。一方、米国の5G基地局は3万カ所未満だ。

しかし、5Gを一般市民向けに広く展開している国はまだない。DTTによると5G機器の要件を簡略化し、携帯電話通信業者の協働を促進すれば、 米国は遅れを取り戻せる可能性があるという。

エリザベス ウォイキ [Elizabeth Woyke] 2018.08.08, 9:27
誇大宣伝の訂正:AIへの期待値を再設定する

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【冬割】実施中!年間購読料20%オフ!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る