KADOKAWA Technology Review
×
【4/24開催】生成AIで自動運転はどう変わるか?イベント参加受付中

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

フェイスブックが音声アシスタントを開発中、アレクサに対抗
Niall Carson/PA Wire (Press Association via AP Images)
Facebook is working on a voice assistant to embed within its products

フェイスブックが音声アシスタントを開発中、アレクサに対抗

フェイスブックは2018年初めから音声アシスタント・ソフトウェアを開発している。だが、提供時期は未定だという。ニュース専門放送局のCNBCが報じた。

新しい音声アシスタントは、ワシントン州レドモンドを拠点とする同社の拡張現実(AR)・ 実質現実(VR)グループの内部で開発が進んでいる。プロジェクトを率いるのは、AR/VRおよびフェイスブック・アシスタント(Facebook Assistant)の担当ディレクターであるアイラ・スナイダーだ。

音声アシスタント製品はすでに市場にあふれている。 アマゾンのアレクサ(Alexa)が音声アシスタント分野において大きなシェアを占め、グーグル・アシスタントがそれに続く。さらに、アップルのシリ(Siri)とマイクロソフトのコルタナ(Cortana)がその後を追っている。

勝算はあるのだろうか?フェイスブックは音声アシスタントを自社の製品、具体的にはスマートディスプレイの「ポータル(Portal)」、およびオキュラス VR(Oculus VR)ヘッドセットと統合するつもりだという。

フェイスブックは以前にも、バーチャル・ヘルパーを提供しようとしたことがあった。同社は2015年に、メッセンジャー・アプリ向けに人力の「M」アシスタントの開発を発表したが、昨年、プロジェクトを断念している

シャーロット・ジー [Charlotte Jee] 2019.04.19, 6:52
10 Breakthrough Technologies 2024

MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。本誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【春割】実施中! ひと月あたり1,000円で読み放題
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る