銃乱射事件に備える学校向けアプリが登場、教育現場に需要
新しいアプリは、学校管理者が全職員に緊急避難通知を送信したり、教師と連絡を取り合って無事を確認したりできる。
6月19日、「Tracking Appropriate Behaviors(適切な行動を追跡)」を略したタブズ(TABS)が公開された。タブスはノートPCやスマートフォンで使用するために作られたWebベースのアプリで、生徒の見守りと学校が避難手順を自動制定できる2つのツールを兼ね備えている。タブスは学校内での銃乱射事件のような非常時に、職員同士が連絡を取る手段としても設計されている。
このようなアプリに需要があるというだけでも十分恐ろしいのに、 タブスはこの種の避難機能を盛り込んだ単に一番新しいアプリに過ぎないのだ。他のアプリ開発会社も学校内での銃乱射事件が定期的にニュースの見出しを賑わすようになった時、学校側がこのようなアプリを欲しがると見込んでいる。
学校での乱射事件はまだまれではあるものの、全米で2018年だけでも数十人もの人が殺害されている。ワシントンポストの集計によると、米国の学校における銃乱射事件は、1999年以降、他のどの年よりも2018年が最も多く発生している。
5Gから6Gへ、通信の世界的研究者・太田 香教授「U35」へのメッセージ
世界の工学者を魅了し続ける
eムック 「パワー・ハングリー AIとエネルギーの未来」特集号
壁を突破する「覚悟」——再生医療産業を開拓、畠 賢一郎氏に聞く
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか