KADOKAWA Technology Review
×
【春割】実施中!年間購読料20%オフ!
ニュース Insider Online限定
Get ready for more and taller skyscrapers

激増する超高層ビル、今後30年で12倍に——1マイルタワーも実現か

近代都市の景観に超高層ビルは欠かせないものとなった。コロンビア大学の研究者の統計分析によると、現在の傾向が続けば、2050年までに何万もの高層ビルが新たに建ち、最高層のビルは高さ1600メートル(1マイル)に達する可能性があるという。 by Emerging Technology from the arXiv2018.08.23

都市生活は驚くばかりの勢いで成長している。1985年には20億人の人々が都市で生活していたが、現在その数は40億人になっている。2050年には60億人が都市に住むようになると言われている。

都市はこの状況に適応していかなければならない。それには、横に面積を広げていく方法か、超高層ビルをさらに建設して縦に伸ばしていく方法が可能だ。実際、中国や中東などの多くの都市は後者の方法で増加する人口に対応している。

そこで興味深い疑問が浮かび上がる。超高層ビルの建設が続けば、未来の都市はどのようなものになるのだろうか? 今後30年の間に超高層ビルはどのように増えていくだろうか?

現在、ニューヨークのコロンビア大学の大学院生であるジョナサン・オーバックとフィリス・ワンによって1つの答えが得られている。2人は超高層ビル建設の歴史的なパターンを研究し、それに基づいて今後の成長パターンを予測した。研究結果によると、超高層ビルは今後、都市や都市に住む人々の生活においてこれまで以上に重要な役割を果たすことになるという。

オーバックとワンの研究方法は単純だ。シカゴの超高層ビル・都市居住協議会(Council on Tall Buildings and Urban Habitat)が収集した超高層ビルのデータベースの調査から開始した。同協議会は、超高層ビルの基準を設定し「世界一高いビル」などの称号を審査している。今回の研究でオーバックとワンは、高さ150メートルを超すビルを「超高層ビル」として定義した。該当する超高層ビルは世界258都 …

こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【春割】実施中!年間購読料20%オフ!
人気の記事ランキング
  1. A new US phone network for Christians aims to block porn and gender-related content ポルノもLGBTも遮断、キリスト教徒向けMVNOが米国で登場
  2. Musk v. Altman week 1: Elon Musk says he was duped, warns AI could kill us all, and admits that xAI distills OpenAI’s models 「オープンAIを蒸留した」マスク対アルトマン第1週、法廷がざわめく
  3. Will fusion power get cheap? Don’t count on it. 核融合は本当に安くなるのか? 楽観論に「待った」をかける新研究
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
AI革命の真実 誇大宣伝の先にあるもの

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る