KADOKAWA Technology Review
×
AIテクノロジーは途上国の課題解決にどう使われているか
ニュース 無料会員限定
How artificial intelligence is helping farmers and babies in the developing world

AIテクノロジーは途上国の課題解決にどう使われているか

人工知能(AI)ツールは途上国における社会課題の解決にも活用されている。IBMアフリカ研究所の所長らがその取り組みを語った。 by James Temple2019.03.27

発展途上国での人工知能(AI)の新たな活用方法を見出した企業や非営利団体が、AIツールを使って農業の収穫量や乳幼児の保健医療、起業家の収入の改善に取り組んでいる。サンフランシスコで3月26日に開催されたMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTechデジタル」に登壇した講演者らが語った。

南アフリカとケニアに拠点を置くIBMアフリカ研究所のソロモン・アセファ所長は、天候パターンや土壌の湿り具合などの条件の変化に基づき、AIを使って特定の地域で作物の収穫量をより正確に予測している。

生育状態に対する洞察を得られれば、農家は融資を受けて事業を拡大しやすくなるだけでなく、適切な種や肥料、理想的な植え付けや収穫の時期をより正確に判断しやすくなる。

これとは別の取り組みとして、IBMアフリカ研究所はトラクターを必要とする農家とトラクターのリースを希望するオーナーとを繋ぐスタートアップ企業のハロー・ …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. The balcony solar boom is coming to the US 安全性は大丈夫? 米国で「バルコニー発電」がブーム
  2. The era of AI malaise AI閉塞感の時代、私たちはまだ何も分かっていない
  3. Here’s what you need to know about the cruise ship hantavirus outbreak クルーズ船のハンタウイルス感染、パンデミックを心配すべきか?
  4. It’s time to make a plan for nuclear waste 先送りされてきた「核のゴミ」問題、ブームの今こそ向き合え
MITテクノロジーレビューが選んだ、AIの10大潮流 [2026年版]

AIをめぐる喧騒の中で、本当に目を向けるべきものは何か。この問いに対する答えとして、MITテクノロジーレビューはAIの重要なアイデア、潮流、新たな進展を整理したリストを発表する。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る