KADOKAWA Technology Review
×
Innovators Under 35 Japan 2026 候補者募集開始!
ISSで200日過ごした宇宙飛行士が医師として宇宙で学んだこと
NASA
宇宙 無料会員限定
What being a physician taught one astronaut about living in space

ISSで200日過ごした宇宙飛行士が医師として宇宙で学んだこと

カナダの宇宙飛行士であるデイビット・セイント・ジャックスは、エンジニア、天体物理学者、医師という異なるキャリアの道を歩んできた。そのすべてが宇宙飛行士としての任務を達成するのに役立ったという。 by Neel V. Patel2021.07.12

すべての宇宙飛行士が軍などのテストパイロットとしてキャリアをスタートするわけではない。国際宇宙ステーション(ISS)で203日を過ごしたカナダ宇宙庁(CSA)のデイビット・セイント・ジャックス宇宙飛行士は、医学の学位を持っている。ジャックス宇宙飛行士が地球周回軌道へ向かう道の途中で経験した紆余曲折について、MITテクノロジーレビューに語った。

——ほとんどの人は、エンジニアや天体物理学者になれば十分だと考えるでしょう。あなたは、それだけでは十分でないと考え、医学の学位を取得し、さらには宇宙飛行士にさえなりました。これほど多くの異なることを追求する動機は何だったのですか?

普通ではないように見えることは分かっています。でもご存知のように、私は他のみんなと同じです。私の人生は計画するようなものではありません。ただ起こることなのです。幼い頃からの私にとって人生の探求とは、世界を理解することでした。しかし、全てを理解するなんてことは、ばかげた野心のようなものです。もちろん、達成できないでしょう。ですが、やってみるつもりです。もちろんそれは壮大な計画であると思っていましたが、むしろ立て続けに訪れるチャンスの扉のように感じていました。私が集めてきた教養はすべて、宇宙飛行士として本当に役に立ちました。

——そうした経験は、宇宙でのあなたの時間をどのように彩り、影響を与えましたか?

宇宙飛行士は1人ひとり異なります。決まった道はありません。宇宙機関が本当に求めているのは、一種の「何でも屋」です。いったん宇宙に着いたら、ほとんどすべ …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. It’s time to address the looming crisis in entry-level work. 「コーディングを学べ」もう通用せず、AIが若者の雇用を奪い始めた
  2. Promotion Call for entries for Innovators Under 35 Japan 2026 「Innovators Under 35 Japan」2026年度候補者募集のお知らせ
  3. Anthropic’s Code with Claude showed off coding’s future—whether you like it or not 「Claudeに任せてしまおう」 たった1年で激変したソフトウェア開発
▼Promotion
社会実装都市「ひろしま」の魅力に迫る ローカル ✕ イノベーション
MITテクノロジーレビューが選んだ、AIの10大潮流 [2026年版]

AIをめぐる喧騒の中で、本当に目を向けるべきものは何か。この問いに対する答えとして、MITテクノロジーレビューはAIの重要なアイデア、潮流、新たな進展を整理したリストを発表する。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る