イーサリアムの根本的な制約を克服、UCBの「天才」教授が新技術
UCバークレーの「天才」教授が創業したスタートアップ企業がブロックチェーン界隈で話題だ。ブロックチェーンの弱点をおぎない、スマート・コントラクトを実用化する現実的なテクノロジーを開発したという。 by Mike Orcutt2018.07.19
ブロックチェーンのコンピューター・プログラムはその賢さゆえ、スマート・コントラクトと呼ばれる。だが、同時に非常に脆弱でもある。もし、スマート・コントラクトが、ブロックチェーン信奉者が力説するエネルギー産業の革命や人々に自らの個人情報をコントロールする力を取り戻すといった、高尚かつ世界を変えるような目標を数多く達成するつもりなら、スマート・コントラクトはまったく新しい方法で構築する必要があるだろう。そこに登場したのがダウン・ソンが創業した新しいスタートアップ企業、オアシス・ラボ(Oasis Labs)だ。
暗号通貨の世界は、大言壮語であふれている。だが、カリフォルニア大学バークレー校のダウン・ソン教授(コンピューター科学)は、「天才賞」と呼ばれる奨学金、マッカーサー・フェローを贈呈された有名人だ(さらにはMITテクノロジーレビューが選出した2009年版35歳未満のイノベーター35人の1人でもある)。そして、 かなりの数の大物投資家たちがソン教授の会社、オアシス・ラボが良い所に目を付けたと考えているようだ。7月上旬、オアシス・ラボはプライベート・トークンの先行販売で、著名な暗号通貨投資家やシリコンバレーの投資家たちから4500万ドルを調達したと発表した 。また、オアシス・ラボはアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)の新たな3億ドルの暗号通貨専門ファンドから出資を受ける最初のプロジェクトとなった。
オアシス・ラボは、現在、最も人気の高いスマート・コントラクト・プラットホームのイーサリアム(Ethereum)の根本的な …
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