2018年は「AIの倫理」へ取り組む——ディープマインド共同創業者
グーグルの深層学習子会社ディープマインドの共同創業者であるムスタファ・スレイマンは、2018年に人工知能(AI)コミュニティが倫理に重点を置いて取り組むことを願っている。
英国版ワイアードの記事でスレイマンは、機械学習は世界の不平等を改善したり、悪化させたりする潜在力があると解説している。機械学習が最終的に有益なものになるよう、「AIの倫理」の研究が優先される必要があるという。
何が起きているのだろうか? スレイマンにとって倫理をめぐる問題は新しいものではない。ディープマインドはこの種の課題に取り組むため、倫理・社会研究チームを今年早々に設立した。ニューヨーク大学のAIナウ研究所(AI Now)や、パートナーシップ・オン・AI(Partnership on AI)のような業界団体も同様に、AIと倫理の調査を進めている。
やるべきことはたくさんある。スレイマンは、「倫理的なAIが本当に意味するもの」を解き明かさなければならないと書いている。そのため、ディープマインドの倫理・社会研究チームは、「透明性」や「包摂性(Inclusion)」のような幅広い話題を扱う予定だ。2018年中に倫理的なAIの定義を得ることができれば幸運だろう。もちろん、答えが見つかるならそれに越したことはない。
- 参照元: Wired UK
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