ウォルマートの棚管理ロボ導入で店員・客が見せた意外な反応
米国最大の小売店ウォルマートは最先端のテクノロジーを導入し、自動化を推進中だ。ウォルマートが導入した棚管理ロボットはどのようにして受け入れられたのか? 開発元のボサノバに話を聞いた。 by Erin Winick2018.02.06
最先端テクノロジーの導入で、ウォルマートが話題の的となっている。この新たな変化の立役者が、ボサノバ(Bossa Nova)のような企業だ。サンフランシスコを拠点とするロボット工学企業が生み出したロボットは、今や全米50カ所のウォルマート店舗で店内を右往左往している。
ボサノバ製のロボットは、商品が在庫切れになっているのを確認し、価格の間違いを見つけ、ラベルの間違いや貼りもれを見つけ出すといった作業ができる。ボサノバのマーティン・ヒッチ最高業務責任者(CBO)に、ロボットに使われているテクノロジーや、消費者および店の従業員たちの反応について聞いてみた(このインタビューはよりわかりやすくするため、実際のやり取りを編集している)。
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——店の従業員たちはロボットに対してどんな反応を示しましたか?「ロボット に仕事を奪われる」という懸念による反発などはありましたか?
初めて店にロボットを配備した際、まさにそこで働く人たちが …
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