プログラミング中に添削→バグ指摘、AIがゲーム開発コスト削減
ゲーム開発会社のユービーアイソフト(Ubisoft)は、コーダーがバグを含むソフトウェアを開発しようとしたら警告を出すように、人工知能(AI)を訓練している。
英国版ワイアード(Wired)によると、ユービーアイソフトは、「コミット・アシスタント(Commit Assistant)」と呼ばれるAIを、最近10年間分の同社のコードとそれに関連するバグ修正のデータベースを用いて訓練しているという。
実行中の仕組みはこうだ。バグ修正で以前に編集されたスクリプトと似たようなコードを開発者が記述すると、AIがそれを感知する。そしてフラグを立てて、プログラマーにミスの可能性を警告する。
バグの発見と修正には時間と労力がかかる。ユービーアイソフトによると、そのコストはゲーム開発予算の70%にも及ぶという。AIによりバグの発見と修正のコストを大幅に削減できる可能性がある。
しかし、コーダーたちが、バグのチェックにとどまらず、AIがコードを記述するようになるのではと心配する可能性もある。そうなったらAIを使わせることは難しいかもしれない。ユービーアイソフトではコミット・アシスタントのことを、人員を不要にするツールではなく、仕事を捗らせる支援ツールであると考えて欲しいと社員に言っている。
- 参照元: Wired
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか