フラッシュ2022年2月1日
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「振動」で害虫を防除する技術、電通大などの研究チームが開発
by MITテクノロジーレビュー編集部 [MIT Technology Review Japan]電気通信大学などの研究チームは、野菜や草花、果樹などにつく害虫であるコナジラミ類を振動により防除する技術の特許を取得したことを明らかにした。トマト栽培施設における実験では、受粉を促進させる効果も認められ、生産性の向上にもつながる可能性がある。
同大学および森林研究・整備機構森林総合研究所などの研究者で構成される研究チームは、トマト栽培施設において、(1)周波数300ヘルツの振動を連続1秒、休止9秒として一定の間隔で繰り返して複数回発生させた場合と、(2)周波数30ヘルツの振動を連続60秒、毎日2回発生させた場合について、葉面に寄生するオンシツコナジラミの幼虫の数を計測した。すると、いずれの場合も、振動を与えない場合よりも幼虫の密度が低くなり、振動を与えることでオンシツコナジラミ類の定着阻害に効果があることがわかった。
同研究チームは2023年度を目途に、この振動発生装置の製品化を予定している。振動による防除技術は化学農薬依存からの脱却につながるため、様々な農林業害虫への応用が期待される。
(中條)
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