暗号通貨採掘の「穴場」で採掘禁止令、電力不足懸念で
電気代が安いニューヨーク州プラッツバーグ市がビットコイン採掘(マイニング)の穴場だったのは、ほんのわずかな期間だった。
プラッツバーグ市は水力発電所のおかげで電気料金が安い。家庭用の電気代は、米国平均がキロワット時当たり10セントなのに対し、プラッツバーグ市は4.5セント。事業所用なら2セントまで安くなる。このことが、コンピューターの稼働に大量の電力を必要とするビットコイン採掘者(マイナー)を引き寄せた。
だが、電力需要がプラッツバーグ市の月間電力割当量を上回ると、プラッツバーグ市は割高な追加電力を市場から購入しなければならない。そこでプラッツバーグ市議会は、暗号通貨採掘者が殺到して公共料金が値上げされることを危惧した地域住民のために、18か月間、暗号通貨の採掘を禁じた。
さらに、ニューヨーク州北部では、暗号通貨採掘者を対象とした電気料金の値上げを予定している。
カナダのケベックなどの他の都市も、安い電気代が暗号通貨の採掘者たちを引きつけてきた。だが、わかったのは、十分に供給できる電力がないということだけだ。そのため、今回のような措置は続くと予想される。
- 参照元: Motherboard
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