EU離脱で輸出額は最大10%減、英国の先進製造業に打撃
欧州連合(EU)からの離脱によって貿易が困難になれば、英国はハイテク産業の一部をつぶしてしまうかもしれない。
英サセックス大学の新たな研究によると、航空宇宙、自動車、製薬の製造メーカーがEU離脱(Brexit)によってダメージを受ける可能性があるという。同大学が122の業界について分析したところ、英国とEUとの間の貿易が困難になれば、これら3業種の輸出額が10%にも及ぶ最大の低下を被るだろうとの結果を得た。
もちろん英国政府も手をこまねいているわけではない。英国は研究開発のための多額の資金を確保しており、国内の先進製造設備への投資を活性化しようとしている。だが、研究の著者であるマイケル・ガシオレク博士は、そうした取り組みも貿易が困難になることによる影響を相殺できないだろうと英国版ワイアードに語っている。
その結果、英国の経済と雇用が打撃を受ける可能性がある。製造業に雇用の多くを頼っている英国のいくつかの地域では、経済活動人口10万人あたり1500人以上のハイテク産業雇用が失われる可能性がある。
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