ロシアによるFB広告の実例が公開、世論操作の実態が明るみに
公開された資料は、広告に込められたメッセージが、選挙が近づくにつれてどのように進化していったかを示している。
米合衆国下院諜報活動常任特別委員会の民主党議員は、ロシア・インターネット・リサーチ・エージェンシー(Russian Internet Research Agency)が購入した3500件以上ものフェイスブック広告(冒頭に一部掲載)を公開した。公開された文書には、広告を見てクリックした人の数、ターゲットとした人、広告の体裁などの情報が含まれている。
フェイスブック広告はどのように利用されたのか。2015年の広告のターゲットは、ごく一般的な人だったが、2017年には、特定の都市、職種、事業者に焦点を絞るようになった。多くの場合、選挙について直接言及するのではなく、社会的および人種的な問題に触れたものだった。歌手のビヨンセのファンと彼女を嫌う人同士を戦わせるようなものもあった。
公開された広告は、ロシアのグループがフェイスブックをどのように利用していたかについて、これまでにないほど克明に示している。中間選挙が近づく中、ハッカーやその周辺グループが米国の民主的プロセスを混乱に陥れる可能性があることを改めて思い起こさせるものだ。
- 参照元: Washington Post、WSJ
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