米送金大手が暗号通貨XRPを使った送金を実験へ
送金サービス大手が、リップル(Ripple)が開発した暗号通貨「XRP」を使用した実験を近々実施することを認めた。しかし、ここでのキーワードは「実験」である。
ウェスタンユニオンは、リップル(Ripple)が開発したXRPと呼ばれる「ブリッジ通貨」としての暗号通貨トークンを利用して、金融機関がより迅速に、より安価に支払い決済処理をできるかどうかを試すつもりだ。理論的には、銀行や送金サービス業者の決済方法の再発明が始まるといえるかもしれない。
今回の試みはリップルにとって朗報だ。現在のところ、リップルのブロックチェーンを利用している約100の機関のほとんどがXRPの使用を控えており、代わりにデジタル借用証書(IOU)を記録して既存通貨で決済する方法を選択している。そんな中、世界最大規模の送金サービス企業の1つが、XRPが業界にとって利益となるかどうかを実験するのである。先月、マネーグラム(MoneyGram)についても同様のニュースが報道されたが、今回の試みに比べると取るに足らない規模だ。
しかし、あくまでもこれは実験だ。マネーグラムもウェスタンユニオンも、実験後にXRPを使って実際に何をするとも明言していない。両者は、そのことを明確にするためにわざわざ寄り道をしたのである。
- 参照元: Fortune
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか