23アンドミーとGSKが提携、大規模DNAデータ活用で新薬開発を加速
大手製薬会社グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline:GSK)は、新薬の開発で23アンドミー(23andMe)と提携すると発表した。
3億ドルもの23アンドミーへの投資は、製薬会社が新薬の開発方針を判断するためにいかにヒトゲノムに賭けているかを示すものだ。グラクソ・スミスクラインのハル・バロン研究開発部長は、 今回の提携は新薬の研究開発をスピード・アップする取り組みの一環だと語っている。
23アンドミーのデータベースは、家系診断や健康診断を販売した際に収集した500万人以上のDNAデータを保有する巨大なものだ。データ量はこれからも増える。
23アンドミーはこのところしばらく、 遺伝子バンクを製薬会社に売り込んできた。ほかにもファイザー(Pfizer)をはじめとする数社と提携しているが、今回の調達額は過去最高となる。
23アンドミーの医薬品部門のリチャード・シェラー責任者は、同社の取り組みはまだ「新生期」だと表現する。たとえば、臨床試験を実施した薬はまだないのだ。
両社によると、最初の共同プロジェクトの1つはパーキンソン病薬の開発になるという。
(写真は23アンドミーのアン・ウォージェスキーCEO)
- 参照元: GlaxoSmithKline
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか