10年間の耐久テストを3週間でやるフォードのお尻ロボット
その名も「Robutt」。冗談じゃなくて本当だ。フォードは機械化した臀部にそう名付け、自社の自動車に搭載するシートの耐久性試験に使用している(編注:buttはお尻のこと。robotとbuttの語呂合わせでRobutt)。
ネーミングはともかく、フォードはそのロボットを使うことを実に真剣にとらえているようだ。フォードは人間がどのように実際に車に乗り降りするかを圧力センサーを用いて計測。その結果を収集し、体格の大きい人間に基づいて製作した臀部のモデルで2万5000回座ったり、立ち上がったりをクーカ(KUKA)のロボット・アームを使って繰り返す。フォードによると、ロボットは10年間使ったときのシートの状態を3週間で再現するという。この検査をパスしたシートが自動車での使用に適合する。
ちょうど今週に入って、テスラが品質についての懸念を乗り越え、一部の自動車に用いるシートの自社生産に乗り出したとロイター通信が報じた。もしかするとRobuttの出番かもしれない。
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか