iPhone低速化問題、買い控えで最大100億ドルの損失か
米国およびフランスの政府関係者は、アップルが電池が劣化したスマホの処理速度を意図的に低下させた理由を知りたいようだ。
ソーシャルサイトのレディット(Reddit)での騒動とギークベンチ(Geekbench)による分析を受け、アップルは2017年12月、経年などで劣化した電池によって引き起こされる問題に対処するために、意図的にiPhoneの性能を落としていたことを認めた。同時に、通常79ドルの電池交換に29ドルで応じる。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の指摘では、両国政府はアップルの説明に納得していないようだ。問題の調査を進めるフランス政府関係者はこの問題を「プログラムされた老朽化」と呼んでいる。また、米国上院商業委員会の委員長は、消費者への影響に関する質問状をアップルに送付している。
消費者の信頼を損なうことはアップルに打撃を与えかねない。国際金融グループ・バークレイズ(Barclays)の試算では、電池を交換した利用者が新機種の購入を控えることで、iPhoneの今年の売上に1600万台相当の影響を与える可能性があるという。つまり、最大で100億ドルの売上を失う恐れがある。
- 参照元: Wall Street Journal
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