2017年のサイバー攻撃の被害総額は1720億ドル、ノートン調べ
2017年、20カ国9億7800万人もの人がサイバー犯罪によって金銭を奪われた。この事実はセキュリティ会社ノートン(Norton)によって報告された。
ノートンによれば、サイバー犯罪の被害額は1人あたり平均142ドルで、攻撃の対処におよそ24時間を費やしている。米国に限ってみれば、1億4300人がサイバー犯罪の被害を受け、総額194億ドルの損失を被った。
消費者から金銭を奪う目的で利用された手法は、ランサムウェアとクリプトジャッキング(第三者のデバイスで勝手に暗号通貨を採掘する)のようなマルウェアだ。しかし、詐欺やパスワード流出なども大きな打撃となっている。
ノートンによると、多くの人は自身のサイバーセキュリティの腕を過信しているという。私たちはネット上でもっと用心深くあるべきだということを思い出さなければならない。
- 参照元: Norton
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